ガラス探検隊

ガラスの寺子屋第1回報告その2

先の「ガラスの寺子屋」 報告はざっくり流れをご報告いたしましたが、少し踏みいった印象的な事を記しておきます。
石森さんのお話冒頭で、「料理を盛るという事に於いて、ガラスには冷たい料理しか盛れない。冷たい料理は世界中の料理の中でもほとんど無い。中華料理なんて無いと言っていい。」と言う発言…
そ、そうなのか…そういえばそうだな…
主役のメインディッシュに冷たい料理はほとんど無いな…と、目から鱗の気づき。
「ガラスの器は向付の立場」とはっきりおっしゃっていました。
そして「向付」の器のサイズや深さなど、そして色についての講義。
写真は講評時に石森さんが器に何を盛るか考える時に、手をグーにして器の中に入れ、そのボリュームを見ながら深さや開きを確認しているところ。
料理が盛れない器は器の形をしたオブジェの道、棚の上に飾るなど、角度を変えて見ることの魅力も教えてくださいました。

そして、料理を盛る器の道を選ぶ場合、「日常の器」か「非日常の器」かでまた大きく考え方が変わるのです。⇒続く

ガラスの寺子屋第2回詳細とお申し込みは主宰する井上さんのブログからどうぞ⇒http://inoten.exblog.jp/18594460/

ガラスの寺子屋第1回報告

昨日。介の井上さん主宰の「ガラスの寺子屋」の第1回目が狩野グラススタジオで開催されました。
定員20名の所32人の参加…椅子が足りなくて裏のお寺から借りてきて何とかしました。
今回の講師はフードスタイリストの石森いづみさん。
料理を盛り付ける器と言う観点からガラスについて語って頂きました。
器はテーブルの上で他の器との調和が必要な事、つまりガラスの事だけ考えていてはだめで、他の周りの事を考えながら色と大きさを頭の中で整理して何を作るべきか決めないといけないとのこと。
休憩後の後半では、各自持ってきた作品を講評してもらい、これからの制作のヒントになったのではないかなと思います。

ガラスの寺子屋第2回は3月31日
詳細とお申し込みは井上さんブログをご覧ください⇒http://inoten.exblog.jp/18521075/