ガラス探検隊

冬とガラス

このブログ、ご愛読いただいている方々には、「最近めっきり更新率が少ないな・・・」と思われていることと思います。

昨年、春夏には毎日更新しても間に合わないほどたくさんガラスの展覧会のDMが届いていたのに、ここのところさっぱりガラスの展覧会がありません。

世間一般ではまだまだ「ガラス=春夏」なのでしょうか??
その傾向を受けてギャラリーサイドでもだいたい春夏にガラスの展覧会の企画は集中するようです。

先日、サントリー美術館の会報誌が届き、3月に開催される「和ガラス」というテーマの展覧会にまつわる記事の中に、江戸風鈴の話が載っていました。

江戸時代にはガラスが高価で貴重なもので、風鈴も大名や豪商が室内につるして季節を問わず楽しんだものだそうです。
現代でもサラダボールなどは一年中使うわけですし、ガラスに季節を押し着せず一年中楽しんでいただきたいと願っております。

ギャラりーの皆様にも、真冬にガラスの展覧会を開催する企画力と度胸を持ってもらいたいですね・・・。

狩野智宏J-WAVE出演

普段はできるだけ綺麗なガラスのビジュアルを皆様に見ていただこうと心がけているのですが、本日はちょっと違った写真です。

実は狩野智宏、ラジオCMに出演することになり、昨日収録でした。
写真は収録スタジオ風景です。

クライアントさんは「三菱レイヨン・クリンスイ株式会社」。
あの、浄水器で有名な会社です。

今回は「水道水を飲もう!」と言うキャンペーンで、いろいろな業界の方が「水」について語るシリーズに出さしていただくことになりました。

みなさんが、今や当たり前にコンビニや自動販売機で買って飲んでいるミネラルウォーター、水源を掘り、水をくみ上げ、ペットボトルを作り、ペットボトルに詰めた水をトラックで運ぶ・・・それはどうやら地球に優しくないらしい・・・そんなことに気づかされた方々が出演なさっています。詳しくは⇒http://www.cleansui.com/club/water_alive/index.html

オンエアスケジュール
Cleansui MORNING TABLE
J-WAVE

2010年2月5日、12日、19日、26日 金曜日
朝6:40~6:50

早起きの方、是非お聴きくださいね。

木越あいさん展覧会

木越あいさんからDMが届きました。
いろいろな素材を扱う作家さんたちとのグループ展のようです。

クロス、テーブル、白磁、色絵、陶、ガラスの作家さんたちが出品されますが、ガラスは木越さんだけです。

「朝のテーブル」がテーマだそうで、DMの写真も朝食がほっこり楽しくなりそうな器たちが写っていますね。
せちがらい今日この頃、朝の食卓ぐらいお気に入りの器で元気を出したいものですね。

朝のテーブル展
2010年1月27日(水)-2月1日(月)
11:00-19:00(最終日17:00)
ギャラリーおかりや
〒104-0061東京都中央区銀座4-3-5銀座AHビルB2F
TEL.03-3535-5321

一つ穴のガラスの帯留SOLO納品

昨日に引き続き一つ穴の帯留SOLOについてです。

写真の3点は渋谷道玄坂にある老舗玉川屋呉服店さんのオーダーです。
「シンプルなコーディネートがお好きなお客様が多いので同系色同士の組み合わせで。」とのことでベースのわっかの部分と上に載る丸の色を同じ系統の色にそろえました。

2~3日中には納品しますので、現物をご覧になりたい方は玉川屋さんへどうぞ。
ちなみに22日~30日は全品半額セールだそうです。
ただし、ちょっと変わった値引きの方法
で、お買い上げの品の値札の半額分の他の品物をくださるのだそうですよ。

一つ穴のガラスの帯留めSOLO発売!

以前ご紹介し、西荻窪のころもやさんで販売中の、ガラスの帯留め「SOLO」(ソロ)。
ガラスのお店「マーブル・イン・ザ・ポケット」のオンラインショップでも本日発売です。

丸型タイプと菱形の2デザイン各5色づつUPいたしました。
季節に合わせて新色を更新してまいります。
重ね付けでコーディネートもできますので、コレクションアイテムにしていただけると嬉しいです。

オンラインショップ「ガラスで和のおしゃれ」⇒「帯留」のページでご覧くださいね。

グラスホッパーギャラリー

先日ご紹介したグラスホッパーギャラリーの展覧会をもう一つ。

カットの技法の作家さんばかりを集めた展覧会のようです。

私のオンラインショップでもカット技法の大御所山田輝雄さんの作品を扱っていますが、この展覧会のメンバーはたぶん若手の方たちでしょうか・・・一番左の写真は金魚が施されていたりしてなかなかのセンスです。

カットの技法・・・つまり「切子」なわけですが、かなりの集中力と根気が勝負の技法です。
均等に切り込みを入れていくので決して気を抜けない作業が続きます。
(私にはムリ・・・)

カットガラス展大豆生田綾子 加藤美和 君島恵里子
2010年1月20日(水)-26日(火)
11:00-19:00 最終日17:00まで
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

由水直樹さん展覧会

学芸大学にあるガラス専門のギャラリーで、由水直樹さんの展覧会です。
このギャラリー、東京ガラス工芸研究所にいらした方が開いたギャラリーなので、作家さんも東京ガラス工芸研究所の卒業生の展覧会が多いですね。

由水さんも、もちろん卒業生。
国際ガラス学院が無くなった現在、東京ガラス工芸研究所が唯一、東京近郊のガラスの専門教育機関です。
そして、お父様はガラス史、ガラス技法の研究家で有名な由水常雄さんですから、ガラス界のサラブレッドといった感じでしょうか?

由水直樹 パート・ド・ヴェール展
2010年1月9日(土)-16日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

モノ学・感覚価値研究会展覧会

京都で開催される展覧会に狩野智宏も出品します。
ガラスの展覧会ではありません・・・
以下はパンフレットより引用

—————————————————————–

日本語の「もの」は単なる物ではありません。物質性としての「物」から人間性としての「者」を経て霊性としての「霊(モノ)」に至る多次元的なグラデーションをもっています。最新の電気自動車から伝統的な西陣織まで、すぐれたものは「もののあはれ」を喚起させ、きれい、すごい、おみごと、と思わせます。「もの」は常に心に働きかけ、心をゆさぶり、魂まで発動させる。日本文化独特の「もの」「心」「魂」の関係に、科学・宗教・芸術の方法を駆使して多様な視点で迫る展覧会です。

————————————————————————-

この研究会の代表は京大の教授、鎌田東二氏。
「モノ学・感覚価値研究会メンバーと協力者による超領域的コラボレーション。科学・宗教・芸術の交錯と相互浸透の成果発表」

と、文章で読むと小難しいかもしれませんが、いろいろな素材のクリエーターの方たちとのコラボ展示ということです。

京都まで足を伸ばせる方、お近くの方、ぜひお運び下さい。

モノ学・感覚価値研究会展覧会>
2010年1月16日(土)-31日(日)
京都大学総合博物館>
〒606-8501京都市左京区吉田本町
TEL.045-753-3272
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp
9:30-16:30(入場は16:00まで)
月曜・火曜休館
入館料:一般400円 大高300円 中小200円

年明け早々の展覧会飯塚亜裕子さん

年賀のご挨拶入りで届いた展覧会の案内。

昨年も活発に展覧会を開催していましたが、今年も年明け早々に活動開始の飯塚さんです。

今回は、在住する地元新潟での展覧会ですね。
お近くの方はぜひどうぞ。

飯塚亜裕子 パート・ド・ヴェール展
2010年1月8日(金)-24日(日)
9:00-16:30 休館日12日(火)18日(月)
大人300円 小人100円(土曜日曜祝日は燕市内の小中学生及び、小学生の付添保護者1名無料)
燕市産業史料館
〒959-1263新潟県燕市大曲4330-1
TEL.0256-63-7666