東京藝大のガラス造形研究室の学生、卒業生、職員による展覧会です。
グラスアートクラスの元講師、上田麻佑子さんや、現講師小池志麻さんも出品いたします。
DMの「492」という数字は、徐冷点を意味しています。
ガラスは高温で溶かして形成し、この温度から徐々に冷ましていかないと割れてしまいます。
吹きガラスなどの技法で制作した中が空洞のものだと、1日徐冷炉の中で冷ませば大丈夫なのですが、鋳造技法で作られた無垢の塊だったりすると、そうはいきません。
大きい塊だったりするとコンピュータ制御で1時間に1度下げるようにコントロールして、1か月窯に入りっぱなしという事もあります。
ガラスは冷ます時が肝心なのです。
Glass Exhibition ~東京藝術大学ガラス造形研究室展~
2012年7月11日(水)-29日(日)
10:00-18:00(17日23日休業)
藝大アートプラザ
東京都台東区上野公園12-8
東京藝術大学美術学部構内
TEL.050-5525-2102
お問い合わせ:東京藝術大学ガラス造形研究室 TEL.050-5525-2578