ガラス探検隊

髙澤そよかさん個展


さてこの作品の技法、フュージングと呼ぶべきか鋳造と呼ぶべきか、難しい所です。

たぶん、パウダー状のガラスを耐火ペーパーか何かに塗り付けて、紙をくしゃくしゃっとして焼いたのかな~…と言う感じですね。

なのでパウダーガラスをフュージングしたと言えるし、パウダーガラスを耐火ペーパーの型で鋳造したとも言える…技法としては発明だと思います。

そして運ぶのが怖いです。

★作品の売り上げの一部はふるさと福島の復興の為寄付されるそうです。

髙澤そよか glass works 「あおによし」
2012年7月17日(火)-28日(土)
12:00-19:00(最終日17:00/日曜休廊)
gallery 福果
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-11-2F
TEL.03-3259-6555
http://www18.ocn.ne.jp/~fukka/

高橋禎彦さん個展


6月の展覧会をご紹介したばかりですが、7月も展覧会を開く高橋禎彦さんです。

今回は東京です。

DMの文面にによると器系が多そうな感じです。

マイグラスを探しにお出かけください。

高橋禎彦展
2012年7月14日(土)-22日(日)
11:00-18:00
陶 宙
〒152-0003東京都目黒区碑文谷5-5-6
TEL.03-3791-4334
http://tosora.jp

ちゃった工房中川晃さん個展


北海道夕張に工房を持つ中川晃さんが、札幌で個展です。

DMの写真は作り続けているシリーズの「道化師」。

今回はこのほかに器もいろいろ出品されるようです。

夏のテーブルのしつらえを探しにお出かけください。

会期中、ご本人が毎日在廊するそうです。

中川晃「道化師の戯言」
2012年7月12日(木)-17日(火)
11:00-18:30(最終日17:00)
石の蔵ぎゃらりい はやし
札幌市北区北8条西1丁目
TEL.011-736-0884

東京藝大ガラス造形研究室展


東京藝大のガラス造形研究室の学生、卒業生、職員による展覧会です。

グラスアートクラスの元講師、上田麻佑子さんや、現講師小池志麻さんも出品いたします。

DMの「492」という数字は、徐冷点を意味しています。

ガラスは高温で溶かして形成し、この温度から徐々に冷ましていかないと割れてしまいます。

吹きガラスなどの技法で制作した中が空洞のものだと、1日徐冷炉の中で冷ませば大丈夫なのですが、鋳造技法で作られた無垢の塊だったりすると、そうはいきません。

大きい塊だったりするとコンピュータ制御で1時間に1度下げるようにコントロールして、1か月窯に入りっぱなしという事もあります。

ガラスは冷ます時が肝心なのです。

Glass Exhibition ~東京藝術大学ガラス造形研究室展~
2012年7月11日(水)-29日(日)
10:00-18:00(17日23日休業)
藝大アートプラザ
東京都台東区上野公園12-8
東京藝術大学美術学部構内
TEL.050-5525-2102

お問い合わせ:東京藝術大学ガラス造形研究室 TEL.050-5525-2578

バーナーワークの作家さん2人展


グラスホッパーギャラリーさんでは明日からバーナー作家さんの2人展です。

ガラスの中にお家があったり、お花が咲いていたり、酸素バーナーならではの技ですね。

右のお花の作品で解るように、ペンダントトップの中にお花が入っていますから、いかに細かい作業なのかご理解いただけますでしょうか?

黒澤忍・磯谷桂 ガラス二人展
2012年7月7日(土)-14日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

五十嵐智一さんうつわの展覧会


吹きガラスの五十嵐智一さんの展覧会です。

DMの写真の作品はパステルカラーのふんわりしたニュアンス。

色ガラスを作るところから工夫しているので出せる技ですね。

作家在廊日は6日、7日、8日、11日だそうです。

五十嵐智一GLASS展
2012年7月6日(金)-11日(水)
12:00-19:00(最終日17:00)
うつわ楓
〒107-0062東京都港区南青山3-5-5
TEL.03-3402-8110
http://utsuwa-kaede.com

田上惠美子さん蜻蛉玉展


繊細な玉を作られる田上さんから展覧会のご案内を2通頂きましたので、順次ご紹介いたします。

田上さんの作品はバーナーワークで制作したトンボ玉にサンドブラストや研摩などの後加工をしています。

生み出した玉に更に手を加え、育て上げるといった感じでしょうか?

そしてご本人のこだわりで「蜻蛉玉」といつも漢字で書かれているのは、和のスピリットを秘めているから。

帯留や帯飾りもあるようですので、浴衣の季節には良いタイミングです。

田上惠美子 蜻蛉玉展
2012年7月5日(木)-11日(水)
11:00-18:00(最終日16:00)
天善堂gallery
〒562-0042大阪府箕面市百楽荘2-5-12
TEL.072-725-7758
http://www.hcn.zaq.ne.jp/tenzendo

黒川大介さん展覧会


黒川大介さんが個展です。

以前ご紹介した時は黒っぽい宇宙な作品が多かったのだけれど、今回はなんだか涼やか…かき氷っぽいカラーです。

ギャラリーもDMの感じからするとほっこり楽しい暮らしが感じられます。

神楽坂はちょこちょこ良いお店があるので、ぶらっといくつかハシゴするとよいですね。

黒川大介 ガラスのうつわ
7月4日(水)-19日(木)
12:00-19:00(火曜定休・祝日の場合は営業、翌日振替休)
神楽坂 暮らす。
東京都新宿区矢来町68アーバンステージ矢来101
TEL.03-3235-7758
http://www.room-j.jp

ウェブショップにクリンキディの指輪UP!


今日はウェブショップにガラス作家、高野恵さんの新着作品をたくさんUPしました。

朝から撮影して、写真の色を調整したりトリミングしたり、ご紹介のコピーを考えてと、何から何まで一人でこなして20点以上です。

その中から「クリンキディの指輪」と「クリンキディのペンダント」というのがありましたのでご紹介します。

高野恵さんの意向で、こちらの作品は、作品販売の作家収益の一部が被災地支援活動に寄付されます。

タイトルの「クリンキディ」は南米アンデス地方の民話「ハチドリのひとしずく」のお話からのネーミング。

お話の内容は———————————

森が燃えていました。
森の生き物たちは我先にと逃げて行きました。
でも、クリンキディという名のハチドリだけは行ったり来たり。
くちばしで水のしずくを一滴づつ運んでは、火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て「そんなことをして、いったい何になるんだ。」といって笑います。
クリンキディは答えました。
「私は、私に出来ることをするだけ。」

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という事で、高野恵さんの新着作品はこちらをクリック!

大阪芸大ガラス工芸コース主催の展覧会


大阪芸術大学のガラス工芸コースが設立されて10周年で、卒業生も130名を超えたそうです。

卒業後、ガラス作家として活動されている方たちの作品が見られます。

学校でガラスの技法に関して学んでも、卒業後自分の作品を制作して続けていくという事は本人次第、大学でガラスを学んだからといって作家になれるわけではありません。

志し高き展覧会ですね。

大阪芸術大学工芸学科ガラス工芸コース主催
ガラスの貌-共鳴する遊星たち-

2012年6月30日(土)-7月16日(月)
10:00-18:00(日・祝16:00まで)
SHOP AND GALLERY YDS
〒604-0013京都市中京区新町二条上ル二条新町717(染工房高橋徳1階)
TEL.075-211-1664
http://www.takahashitoku.com