写真は、先日ご紹介したガラスの赤ちゃん足型の石膏型にガラスを詰めたところ。
いよいよ本日窯入れの運びとなりました。
これから温度を上げていき、焼成し、コンピュータ制御でゆっくり冷ましてから窯出しです。
ガラスは温度差で割れてしまうので、徐冷の段階が肝心です、特にこういう塊は。
大きい塊の作品など冷ますのに1か月半かかることもあります。
キラキラな小宇宙のガラス日記。ガラスにまつわる展示会やイベントをご紹介いたします。
写真は、先日ご紹介したガラスの赤ちゃん足型の石膏型にガラスを詰めたところ。
いよいよ本日窯入れの運びとなりました。
これから温度を上げていき、焼成し、コンピュータ制御でゆっくり冷ましてから窯出しです。
ガラスは温度差で割れてしまうので、徐冷の段階が肝心です、特にこういう塊は。
大きい塊の作品など冷ますのに1か月半かかることもあります。
本日はガラス工芸学会の行事でサントリー美術館で開かれている「あこがれのヴェネチアン・グラス展」に行ってまいりました。
ガラス工芸学会の計らいで、見学前に今回の展覧会をキューレーションした学芸員の土田ルリ子さんによる見どころの解説付き。
サントリー美術館は収蔵品3000点の内ガラスが1000点をしめていて、年に1回はガラスの展覧会を開くそうです。
楽しみにしていた現代作家コーナーの江波冨士子さんの作品も素晴らしいものでした。
写真は図録に掲載されているその作品群!「雨のち虹」というタイトルで、小さいグラスがたくさん並び、手前のモノトーンから奥へ向かって虹色に~。
図録の上に乗っているのは数年前に青山のギャラリーカラニスの展覧会の時私が購入したものですが、この時よりモザイクガラスのムッリーネの柄が一層精緻に進化していてステキ!
大きさは展覧会の半券からご想像できますでしょうか?
この半券のグラスはレースガラス、多数展覧会では展示されておりました。
現代作家ではアキノヨーコさんが良く使われるテクニックです。
あこがれのヴェネチアン・グラス-時を超え、海を越えて
2011年8月10日(水)-10月10日(月)
10:00-18:00(金・土20:00まで/火曜日休館)
サントリー美術館
〒107-8643東京都港区赤坂9-7-4 六本木・ミッドタウン ガレリア3階
TEL.03-3479-8600
http://suntory.jp/SMA
これ、鋳造ガラスの型です。
これからこれにガラスを詰めて焼成します。
実はコレ、ガラスのお店マーブル・インザ・ポケットの商品の一つ…
赤ちゃんから直接足型を取り、それをガラスの記念碑にしてお届けするのですが、赤ちゃんから足型をとる工程があまりにも大変なので、積極的に営業していません。
ウェブサイトにもなるべく見つからないようにSEO対策もせず、ひっそりと掲載しています。
なのに!7月は2件もオーダーが入りました。
久しぶりなので出来上がる工程をブログでご紹介しようと思います。
7月中はガラスの展覧会目白押しでご紹介がしきれない状態でしたが、8月に入るとめっきり展覧会情報が届きません…
8月8日は旧暦で「立秋」…つまりこの日から「立冬」までが「秋」だそうで、世間ではすでに秋に向けての準備…
ガラスは一年中使っていただいてよいのですが、近年ではなんだか夏の風物詩的な扱いですね。
江戸時代にはガラス自体が珍しい素材だった為、季節を問わず、かんざしや櫛に使われていたようです。
ちょっとガラスの味方をするばかりに愚痴っぽくなりましたが、トンボ玉作家の田上さんからグループ展のご案内が来ましたのでご紹介いたします。
吹きガラスの作家さんとのグループ展のようで、すでに会期は始まっていますが来週の日曜日までですので、まだまだ大丈夫です。
関西圏の方、ぜひお運びください。
田上目惠美子 佐野猛 佐野曜子 コラボ展
2011年8月6日(土)-21日(日)
11:00-20:00
glass art shop TOR DECO
〒650-0004神戸市中央区中山手通2-4-12
TEL.078-322-0468
http://tor-deco.shop-pro.jp/
先日制作したガラスの帯留コーディネートです。
きものも帯も白っぽいものにして、帯留と帯揚げだけ緑にしました。
パッと見、帯留に目が行くように狙いました。
昨日はこのいでたちで人形町ころもや⇒表参道白い烏の呉服店のハシゴ。
ころもやさんは私の帯留を置いてくださっているお店でもあり半分打ち合わせ、ガラス作家の一條さんも来ていて楽しい時間でした。
白い烏は太鼓持ちの悠玄亭玉八さんの芸が拝見できるイベント。
帯留の評判もよ良く、着物三昧な一日でした。
ガラスの帯留用に恰好の帯締めを入手しましたので、さっそくガラスで替え玉を制作してみました。
売っているとき最初についていたのは写真左上の茶色い石です。
紐の組み方が夏向きなので、真ん中の玉はガラスの方がいいと思いませんか?
来週はきものでお出かけが多いので着けていって皆さんのご意見と反応をリサーチします。
宮本洋平くんから暑中お見舞いの一言が添えられて展覧会の案内が届きました。
彼は、グラスアートクラスから東京ガラス工芸研究所に進み、本格的にガラスに取り組み、制作活動をしています。
DMの写真、左のオブジェが作品です。
キルンワークと言って鋳造の技法で制作されています。
彼が教室に通っていたころからすでに10年以上たちました・・・がんばってガラスを続けているのですね。
ガラス3人展
2011年8月20日(土)-28日(日)
11:00-18:00
CAPARISON CO.,Ltd
〒248-0056東京都三鷹市下連雀2-12-29
TEL.0422-48-2677
サントリー美術館でまもなくガラスの展覧会が開かれます。
ガラスの起源はメソポタミア時代と言われ、鋳造のガラス技法が最初でした。
その後、吹きガラスが発明され、ガラスは飛躍的に発展します。
サントリー美術館で行われる今回の展覧会はこのころのイタリアで制作された作品から、海を渡り日本にもたらされ、日本のガラス産業の開花に至るものまでと現代作家の作品が並びます。
ちなみに私の好きな江波冨士子さんも出品されるようです。
江波さんは小さなグラスの中にムッリーネというモザイクガラスの技法を詰め込んだ素敵な作品を作られる方です。
こちらは現代作家の方なのでチャンスがあればどこかで展覧会があれば入手可能ですよ。
あこがれのヴェネチアン・グラス-時を超え、海を越えて
2011年8月10日(水)-10月10日(月)
10:00-18:00(金・土20:00まで/火曜日休館)
サントリー美術館
〒107-8643東京都港区赤坂9-7-4 六本木・ミッドタウン ガレリア3階
TEL.03-3479-8600
http://suntory.jp/SMA
鍛金作家の関井一夫さんからDMが届きました。
ガラスの展覧会情報のブログなのにどうして鍛金なの?と思われるかもしれませんが、最近の関井さん、万華鏡を制作したり、今回はどうやら「硝子器」の出品があるようです。
他にももちろんガラス作家の方々の出品もあり、金属から日本画までいろいろなマテリアルのアートが楽しめそうです。
「真夏の夜の夢」展-彼女たちの眠りと夢-
2011年8月1日(月)-10日(水)
12:00-19:00(最終日16:00/日曜日休廊)
ギャラリー田中
〒104-0061東京都中央区銀座7-2-22同和ビル1F
TEL.03-3289-2495
http://www3.ocn.ne.jp/~g.tanaka/
山梨に工房をかまえる広沢葉子さん、「山梨も暑いです・・・」と一言書かれています。
というか、吹きガラスの工房は半端じゃない暑さですからね。
広沢さん、最近はお茶道具を作られているようで、今回の出品も壺やゴブレットのほか茶道具中心だそうです。
茶道をたしなまれる方必見ですね。
広沢葉子 ガラス展
2011年8月4日(木)-10日(水)
10:00-20:00(最終日16:00)
池袋東武6F 1番地 工芸サロン
〒171-8512東京都豊島区西池袋1-1-25
TEL.03-3981-2211
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/index.html