ガラス探検隊

藤田恵美さん個展

いつも緻密な仕事振りの藤田恵美さん、益々緻密で複雑な造形になってきているみたいです。

タイトルも「楽しいかたち」とあり、DMの文面には「身に付けられるような指輪のかたちを考えていると、指輪はどんどん大きくなって、ついには身につけられないような指輪になってしまいました。」とあります。

我が家ににも過去の展覧会で購入した藤田さんの指輪が1点ありますが、指にはめて出歩いた事はありません・・・完全にオブジェとして本棚に飾ってあります。

だって、はめたら何にもできなそうな大きさとカタチなんですもの。

藤田恵美個展 楽しいかたち
2010年5月21日(金)―29日(土)
11:00-19:00(最終日16:00)
GLASS GALLERY KARANIS
〒107-0062東京都港区南青山5-3-10 FROM1st.2F
TEL.03-3406-1440
http://www.czj.jp/karanis/

一條朋子さん個展

バーナーワークの一條朋子さんから個展の案内が来ました。

現在準備でてんてこまいのようです。

DMの写真は、雨粒みたいなパーツですが、たぶんアクセサリーの一部だと思います。
いつもとってもセンスの良いアクササリーを作っている方なので、今回も期待大ですね。

一條さんのアクセサリーはガラスの部分は勿論ですが、チェーンや金具など細かい所のセレクトにも気配りされていて素敵なんです~。

一條朋子 ガラス展
雨の匂い 夏の気配

2010年6月3日(木)-12日(土)
11:30-19:00(最終日17:00)
GALLERY枝香庵
〒104-0061東京都中央区銀座3-3-12銀座ビルディング8F
TEL.050-3452-8627
http://echo-ann.jp

五十嵐智一さん葉山で2人展

なんだかすてきなDMをいただきました。

モノトーンな中にもそれぞれの風合いが再現されていて、ガラスと青磁の組み合わせが綺麗です。

きもので言うと私の大好きな森田空美さん的世界観な感じです。

吹きガラスの五十嵐智一さん、まんまるフォルムが定着してきましたが、今回のテクスチュアーはまたまた進化型のようです。
カットの手を入れているのでしょうか?ステキです。

二人展のお相手は、焼物、青磁の方のようです。
お二人とも初夏のしつらえに、スッと姿勢正しくたたずむ気配が感じられます。

IN EARLY SUMMER
Glass works 五十嵐智一 & Celadon works 辻本由美子

2010年5月22日(土)―6月6日(日)
11:00-17:30 (5月28日金曜日休廊)
GALLERY Tiptoe
〒240-0112神奈川県三浦郡葉山町堀内1422-10
TEL.046-854-8256
http://room-tiptoe.cocolog-nifty.com/blog/

ガラス工芸学会と「和ガラス」展

昨日は、サントリー美術館で行われている「和ガラス」の展覧会と同じくサントリー美術館の会議室で行なわれた「ガラス工芸学会」の総会に出席してきました。

ガラス工芸学会総会は昨年度の決算報告や事業報告、会計監査報告など堅苦しい内容の発表を聞き、今年度の楽しそうな活動計画をご説明いただきました。

休憩の後、現在六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催中の「和ガラス」展の見所を今回担当された学芸員の土田ルリ子さんからお話しいただきました。
見る前に聞いていたらもっと着眼点が違ったかも・・・

さらに、「和ガラス-粋なうつわ、遊びのかたち」記念シンポジュウムとして4人のパネリストを迎えた面白いお話を聞きました。

特に面白かったのはサントリー美術館企画委員の土屋良雄さんのお話し。
サントリー美術館は毎年夏にはガラスの展覧会を開催していますが、自分の所のコレクションだけでは展覧会を構成するにはたりないので、色々な所から作品を借りるそうで、個人所蔵のものから、国立博物館まで交渉していく間でご苦労があるようです。

特に、今回展示されている江戸時代、日本で生産されたガラスは除冷(ガラスは急冷すると割れてしまうので、徐々に冷まさなければならない)の技術がなかったので、現存するガラスも保存されている状態から環境を変え、展示ケースに入れて展示しているだけで割れてしまう事があるそうです。

そんな理由から国立博物館などはなかなか貸してくれなかったりして、そのわりには自分のところでガラスの展覧会を開催しないし、「ガラス担当」という部署もないそうです。
文化庁の中にも「ガラス担当」がないそうです・・・
ガラスは日本での歴史が浅いせいか、文化として重んじられていないのでしょうか・・・
悲しいです。

でも、サントリー美術館は「暮らしの中の美術」をテーマに、果敢にガラスの展覧会に取り組んでくださるそうで、頼もしい思いでした。
ガンバレ!サントリー美術館っ!

和ガラス
粋なうつわ、遊びのかたち

2010年3月27日(土)-5月23日(日)
日・月・祝10:00-18:00 水~土10:00-20:00
火曜日休館
サントリー美術館
〒107-8643東京都港区赤坂9-7-4
TEL.03-3479-8600
http://suntory.jp/SMA/

猿江ガラスの越中さん展覧会

すでに昨日から始まっている展覧会です。

お世話になっている猿江ガラスの越中さんが谷中のギャラリーで2人展を開催しています。

おおらかな作風の越中さん、お人柄そのものです。

体は小柄ながら猿江ガラスのビッグママといった存在ですから。

ガラス二人展 前田一郎・越中真知子
2010年5月3日(月)―9日(日)
13:00-19:00(最終日17:00/6日7日休廊)
かなかな
〒110-0001東京都台東区谷中3-2-9
TEL.03-5685-9179
http://www1.ttcn.ne.jp/~kanakana

北泰子さんのパート・ド・ヴェール

すでに会期が始まっている展覧会ですが、北泰子さんの個展です。

技法は鋳造のパート・ド・ヴェールですね。

DMの器は、大変丁寧に磨かれているのがわかります。
パート・ド・ヴェールは石膏型の中でガラスを鋳造するので、石膏に触れている表面が型から出した時にはマットになります。
それを、回りが写り込むほどにツルツルに磨いてあるので大変な作業だったと思います。

ギャラリーはおなじみの学芸大学グラスホッパーです。

北泰子ガラス展~歳月のいろ~
2010年4月24日(土)―5月1日(土)
11:00―19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラりー

〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

カラニスで香水瓶展

青山のガラスのギャラリーカラニスで総勢25名のガラス作家が出品する香水瓶の展覧会です。

すごいですねカラニス。
25名のガラス作家にそれぞれ香水瓶を作ってもらうという企画力とキュレーション力!

DMを見ているだけでもさまざまな技法の作家の方々が出品する事がわかり、ワクワクします。

ウチへ来たDMはパート・ド・ヴェール技法の大谷佳子さんからです。

会期は本日よりゴールデンウイークにかけてで、少し長めなのでお天気の良い日に是非どうぞ。

香水瓶展
2010年4月23日(金)―5月8日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)会期中無休
GLASS GALLERY KARANIS
〒107-0062東京都港区南青山5-3-10FROM-1st.2F
TEL.03-3406-1440
http://www.czj.jp/karanis/

丸の内でグラスアピール展

12人のガラス作家が参加する展覧会です。

DMは森田加代さんからいただきました。

「ガラスの持つ表現の多様性、可能性、美しさ、楽しさを追い求め、その魅力を未だにご存じない方々にも知っていただきたい。」がコンセプトだそうです。

そうですね、ガラスにも色々な技法があり、それにより表現や表情がかなり違います。
ぜひともそこら辺を見ていただきたいと思います。

グラスアピール展
2010年4月21日(水)-27日(火)
9:00-21:00(最終日16:00)
丸善・丸の内本店 4階ギャラリーB
〒100-8203東京都千代田区丸の内1-6-4丸の内オアゾ
TEL.03-5288-8881
http://www.maruzen.co.jp/

イラストレーター国井節さん個展

イラストレーターの国井節さんの個展が今日からです。

ガラス作家の展覧会ではないのになぜご紹介しているのかと言いますと、国井さんはグラスアートクラスの生徒さん。
そして、今回の個展では絵のほかにガラス作品も並ぶからです。

このあいだまで展覧会のために大量に作品を制作されていましたので、どんな風に展示されるのか楽しみです。

PLAY&PRAY-遊びと祈り―
国井節個展

2010年4月19日(月)-24日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
SPACE YUI
〒107-0062東京都港区南青山3-4-11ハヤカワビル1F
TEL.03-3479-5889
http://www.spaceyui.com

神代良明さん個展in千葉

インフォメーションが出遅れましたが、昨日からスタートの神代良明さんの個展です。

発泡ガラスの作品を創り続けている彼ですが、白い作品が多かったのに、最近色が入り始め、DMの写真はレンガの建物のようです。

先日のマーブル・イン・ザ・ポケットの実店舗イベントにも発泡ガラスのオブジェたちが並んでいましたが、その中に蓋モノがあり、「うつつ箱」というタイトルでした・・・

「夢かうつつか」の「うつつ」だったのでしょうか?

タイトルの意味を聞き忘れてしまいました。

うつつ箱は「面白いわね。」と言った方に買われていきました。

神代良明展
2010年4月16日(金)-28日(水)
11:00-19:00(22日休廊)
画廊 椿
〒260-0033千葉市中央区2-2-9
TEL.043-247-5906

http://www.ne.jp/asahi/gallery/tsubaki