ガラス探検隊

新作帯留色違い

先日制作したオリジナル板ガラスから作った帯留、色違いピンクを制作しました。
色板ガラスが不透明の方が浮遊感が出ていい感じです。
WEBショップに掲載いたしましたので、お求めはこちらからどうぞ。

狩野智宏作玻璃茶椀雑誌掲載

オブジェしか作品として作って来なかった狩野智宏が、ひょんなきっかけで茶椀を作ることになり、最初はロクロで制作していた時はあんまりしっくりこなかったものの、手びねりで制作したら、なんだか彫刻みたいで作っていて楽しくなったようです。
出来上がった茶椀を、お茶をされている方に意見を求めると皆さん評価してくださるので、本腰を入れて制作することに。

この玻璃茶椀が「銀座室礼」vol.21に7ページの特集で掲載されました。
この雑誌、美術ギャラリー5店が選りすぐりの作品を紹介するもので、年2回の発行だそうです。
今回は相模屋美術店さんのページでご紹介いただきました。
玻璃茶椀の取扱いは全面的に相模屋美術店さんが対応して下さることになりましたので、ご興味ある方は相模屋美術店さんにお問い合わせください。
http://www.sagamiya-art.co.jp

久しぶりに新作帯留

お籠りの4月5月、家の中を片づけたり手持無沙汰になるとガラスでアマビエ様を作ったり、普段できないことがいろいろできました。
本来ならこの時期はガラスの帯留を置いてくださっているお店に春夏向け商品を入れ替えに行くのですが、出かけることが出来ないので、伺う頃は春を通りこして初夏だなと思い夏向け新作帯留を考えていました。
今まで既存の板ガラスを重ねてフュージングするだけでしたが、オリジナルの板ガラスを作ってからフュージングしてみました。
オリジナル板ガラスは既存の色板ガラスをちりばめた間に透明のガラス粒を入れて焼成、鋳造に近い状態で作りました。
1回目帯留の形にしてフュージングしたら、鋳造した板ガラスはガラス粒の間に隙間が残っているので、焼成すると縮まってしまい失敗。
大きめに作って、焼成後研磨してサイズを整えることで考えていた大きさとフォルムになりました。
評判が良ければシリーズ化しようかしらね。