1月ももう終わり、という事で2月からの展覧会のお知らせです。
おなじみのグラスホッパーギャラリーではキルンワークの作家さん3名のグループ展が開かれます。
一般の方々に、ガラスのお話をすると、よく吹き竿を持つ真似をして息をぷーと吹く方が多いのですが、ガラスは吹きガラスだけで作られるわけではなく、約15種類ほどの技法があります。
おおまかにはホットワークとコールドワークの2つに分かれ、ホットワークはその名の通り熱く溶けたガラスを扱って造形するもの。
代表格は勿論吹きガラス、そのほかトンボ玉を作るバーナーワークもそうですね。
そしてコールドワークは溶けていないガラスを使って造形するもの・・・つまり作っている間熱くないので「コールドワーク」ね。
どなたにもわかりやすいのはステンドグラスやカット技法の切子なんかがこれに当たります。
話は長くなりましたが今日ご紹介する作家さん達はコールドワークに属する「キルンワーク」。
型を作りガラスの粒を型に詰めて窯で鋳造するという技法です。
そしてコールドワークの中で唯一溶けたガラスを扱わずにガラスを形成できる技法なんです。
Glass Trilogy 川辺真美・斎藤千穂・横山泉 ガラス三人展
2011年2月9日(水)-15日(火)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラりー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/