先の「ガラスの寺子屋」 報告はざっくり流れをご報告いたしましたが、少し踏みいった印象的な事を記しておきます。
石森さんのお話冒頭で、「料理を盛るという事に於いて、ガラスには冷たい料理しか盛れない。冷たい料理は世界中の料理の中でもほとんど無い。中華料理なんて無いと言っていい。」と言う発言…
そ、そうなのか…そういえばそうだな…
主役のメインディッシュに冷たい料理はほとんど無いな…と、目から鱗の気づき。
「ガラスの器は向付の立場」とはっきりおっしゃっていました。
そして「向付」の器のサイズや深さなど、そして色についての講義。
写真は講評時に石森さんが器に何を盛るか考える時に、手をグーにして器の中に入れ、そのボリュームを見ながら深さや開きを確認しているところ。
料理が盛れない器は器の形をしたオブジェの道、棚の上に飾るなど、角度を変えて見ることの魅力も教えてくださいました。
そして、料理を盛る器の道を選ぶ場合、「日常の器」か「非日常の器」かでまた大きく考え方が変わるのです。⇒続く
ガラスの寺子屋第2回詳細とお申し込みは主宰する井上さんのブログからどうぞ⇒http://inoten.exblog.jp/18594460/