写真は、一條朋子さんのガラスのキャンドルホルダーです。
100%蜜蝋のキャンドルを輸入販売している方から相談を受け、一條さんのバーナーワークのパイレックスガラスで制作してもらいました。
このキャンドル、金属の入れ物が付属しているのですが、注文主はなんとかガラスの入れ物を作りたいと思い、ガラスの作家さんにお願いしたりしたのですが、「割れてしまうから無理」と言われ、なかなか実現しなかったそうです。
ガラスの技法はいろいろあって、(約15種類ほどあります)その技法によってできる事と、できない事があるのを世間一般の方々は知らないケースがほとんど。
「ガラス」と言えば「吹きガラス」を思い浮かべる方がほとんどですね。
今回も、どうやら吹きガラスの作家さんにお願いして無理だと言われたようです。
そう、ガラスは蝋燭のような高温に耐えるためには、耐熱ガラスじゃないとだめなんです。
そんなわけで、「作りたいもの」を「適した技法の作り手」へ橋渡しする「ガラスのプロデュース」という仕事です。
ガラスのよろずご相談事、ございましたらマーブル・イン・ザ・ポケットへどうぞ。