ガラス探検隊

猫に小判の帯留


本日は久々、元同僚できもの友達のerikoさんとお出かけ。

もちろんおきもので、こんなコーディネート。

最近入手した猫の帯にガラスで帯留を作りました。

猫を招き猫に見立てて小判の帯留です。

辛し色の板ガラスの間にプラチナ箔を挟んでフュージングし、「千万両」の文字をエナメル絵付けしました。

最近はバカラも招き猫を作っていますからね、私も対抗してみました。

ちなみに帯の後姿はこんな。

鈴がど~んっの猫の顔。

栗山吉三郎さんの帯です。

今日のコースは、湯島でランチ⇒旧岩崎邸散策⇒道明で羽織紐を買うerikoさん⇒アキオカアルチザンで江戸切子出品中の清水硝子さんと山田輝雄さんの作品を見て⇒お仕立て処うえのに洗い張り仕立直しの出来上がりを取りに行くという、満足感一杯のコースでした。

高野恵さんグループ展


本日より始まっております高野恵さんが参加する展覧会。

もう一人のガラス作家池上明子さんと金工作家の荻野紀子さんとの3人展です。

高野さんは今回蓋物を出品しているようです。

焼き物でもそうですが、蓋物は上下がぴったり合うように制作するのがなかなか難しいものです。

仕上げにも時間をかけられていたようなので、楽しみです。

池上明子・荻野紀子・高野恵三人展
2011年11月24日(木)-12月3日(土)
12:00-19:00(日曜日休廊/最終日17:00)
Art Work in GINZA のばな
〒104-0061東京都中央区銀座2-4-1銀楽ビル3F
TEL.090-6547-2543

黒川大介さん初個展


いつもお世話になっている猿江ガラスのスタッフ、黒川大介さんの初個展に行ってまいりました。

「ぐいのみが好きでたくさん作りました。」との事。

写真の通り、壁面にぐるりとぐいのみが並びます。

その他にも器や小鉢などがありますが、いずれも透明ではなく、一見、漆や焼き物のようなテクスチャーが面白かったです。

我が家では、お正月に一杯やる為に内側が宇宙空間のような模様のぐい飲み二ついただくことにしました。

写真はそのシリーズのお皿です。銀河系がお皿の中にあります。

会期中、明日木曜日と土日はご本人が在廊だそうです。


黒川大介ガラス展

2011年11月23日(水)-12月4日(日)
12:00-18:00(最終日17:00まで/月曜定休)
gallery r/i/n
〒136-0071東京都江東区亀戸5-19-6
TEL.03-3681-1631
http://www.gallery-rin.co.jp/

扇田克也さんの作品


東京のギャラリーカラニスで展覧会をされていた扇田克也さんの作品が一つ我が家にやってきました。

扇田さんはガラスの作家なのですが、最近はテラコッタによる作品を手掛けていて、この作品はガラスからテラコッタに移行していくプロセスのようです。

形状はおなじみのお家の形ですが、作家の心の変りようがにじみ出ています。

毎日眺めて末永く大切にしたいと思います。

トリノホツカムリに一條朋子さん参加


「トリノホツカムリ」(変わった名前ですね)という和のクリエーターユニット主催のイベントに、マーブル・イン・ザ・ポケットでも取り扱っている一條朋子さんが参加します。

「贈」をテーマに、和小物&創作雑貨の展示即売会だそうで、一條さんのガラスの帯留やかんざしが見られると思います。

会場はどうやら喫茶もあるギャラリーのようで、「珈琲、紅茶、お菓子あります」と書かれていますので、のんびり手作りの贈り物を探しに行かれるのが良いかと思います。

トリノホツカムリ Vol.5 贈
2011年12月1日(木)-6日(火)
12:00-19:00(初日14:00~/最終日17:00まで)
和ギャラリーいなむら
東京都世田谷区用賀4-30-13
TEL.03-3707-5460
http://www.ishii-mitsuzo.com/inamura/

万華鏡のみずあめや展


万華鏡工房のみずあめや、姉妹ユニットで制作する万華鏡はボディー部分がガラスでできています。

DM写真の風景もガラスに絵付けされたもの、他にもパート・ド・ヴェールで制作されたものも出品されるようです。

みずあめやも結成10年だそうで、おめでとうございます。

万華鏡工房みずあめや展『夢の続き』
2011年11月19日(土)-12月4日(日)
11:00-18:00(火曜定休/水・日・祝17:00まで)
Tee Room Gallery 樂庵
〒135-0024東京都江東区清澄3-3-23
TEL.03-5621-4777

グラスホッパーギャラリー10周年


いつもガラスの展覧会情報のDMをくださるグラスホッパーギャラリーが今月10周年を迎えました。

オーナーの子川さんは川崎にある東京ガラス工芸研究所の事務にいらした方で、卒業生の若手ガラス作家の発表の場を作る為、10年前に学芸大学に小さなギャラリーを作られました。

現在、ガラスは大学や専門学校などの教育機関でコースや科が出来て、作家を目指す人が排出されていますが、ガラスを扱うギャラリーは少なく、発表の場が少ないのが現状です。

これからも子川さん頑張ってください。

松下高文-「PLUS」-
2011年11月19日(土)-26(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

宮下僚子さんコアグラス展


会期が始まってから届いたDMで、ご紹介が遅くなりました。

お会いしたことのない作家さんですが、ガラス探検隊宛に展覧会情報をお寄せいただきました。

ガラスの街、富山在住の方で、コアガラスの作家さんです。

コアガラスは、とんぼ玉を作るのと同じバーナーワークですが、ガラスを巻きつける心棒の方に、制作する形状に合わせて耐火材をたくさんつけておいてからガラスを巻き付けていき、器の形を形成します。

しかし、この宮下さんそれだけではないようです…写真のマカロンのような蓋物を見ると、まずミルフィオリを作ったりしてかなり下準備に時間をかけているようです。

しかも、コアガラスはバーナーで制作するため、大きさもそんなに大きくはなく、大体が手のひらサイズのはずですから、かなり緻密なお仕事をされていると思います。

9日~10日は大阪にいましたのに…もう少し早くお知らせいただければ見に行かれたのに残念だわ~。

宮下僚子 コアグラス展
2011年11月9日(水)-20日(日)
11:00-19:00(最終日17:00/月曜日休廊)
ギャラリーアートボックス
〒561-0802大阪府豊中市曽根東町1-10-3
TEL.06-4865-2356
http://galleryartbox.web.fc2.com

物気色展明日まで


狩野智宏が参加している京都でのグループ展が昨日から3日間限りで開催中です。

写真は出品作品の焼成前のもの。

焼成後はどんなになっているのか是非ご覧ください。

会場は京都の大徳寺の裏あたりにある、築100年以上の家屋。

もとは、大徳寺を建てた大工さんのお家だったそうです。

物気色11・11~モダンの死角、モノノケをアートに依せて~
2011年11月11日(金)-13日(日)
10:00-17:00
遊狐草舎(ゆうこそうしゃ)

京都市北区紫竹西南町17-3
http://yukososha.blogspot.com/

座(ゼミナール)
12日(土)13:00-15:00
渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所、リサーチスペシャリスト)+松井茂(東京藝術大学特任講師、詩人)
「触れることで情報を接地する試み」京都大学こころの未来研究センター連携企画
12日(土)16:00-18:00
原田憲一(京都造形芸術大学教授、地球科学)
「地球と折り合って暮らす知恵」
13日(日)13:00-15:00
稲賀繁美(国際日本文化研究研究センター教授、比較文化史・文化交渉史)+小崎哲哉(「REAL TOKYO」発行人兼編集長)
「デザイン的思考と身体的思考の文明論」

グラスアートクラス・ガラス展始まりましたっ!


幻のガラス工芸技法パート・ド・ヴェールのガラス教室、グラスアートクラスの作品発表展覧会が、本日より始まりました。

写真は展示の様子。

会場は教室であるスタジオ内なので、窯や機材が写っておりますのであしからず。

今年は皆さんさらに腕を上げられ、充実した展示です。

ぜひお出かけください。

グラスアートクラス・ガラス展
2011年11月4日(金)-6日(日)
11:00-18:00(最終日17:00)
グラスアートクラス
〒106-0046東京都港区元麻布2-5-17
TEL.03-5785-3220
http://www.glassartclass.com/