ガラス探検隊

山田輝雄さんカットガラスのグループ展


山田輝雄さんがカットガラスの作家さんたちとグループ展です。

展覧会タイトルにあるようにまさに光の彫刻、キラキラと輝くガラスは根気と緻密さの賜物です。

回転するやすりや刃にガラスを当てながら削っていく作業ですので、当てる圧力で刻む深さが決まり、1つでも失敗すれば取り戻すことが出来ません・・・

大変、身体能力が問われる技法です。

光の彫刻 カット=切子展
2011年9月2日(金)―14日(水)
11:00-19:00(8日・10日休廊/最終日17:00)
ギャラリーShin Ei
〒170-0002東京都豊島区巣鴨1-17-1-101
TEL.03-3947-1333

小池志麻さん個展


小池志麻さんから個展の案内を頂きました。

ここのところ取り組んでいる、一体型で鋳造されている作品です。

いや~よくぞこの形を一体型で鋳造できましたね~さすがでございます。

大きさも65×55×40と記されていますので、石膏型はけっこう大きかったはず。

ギャラリーも一軒家のちょっと変わったところのようです。

小池志麻作品展
2011年9月3日(土)-13日(火)
12:00-18:00(木曜休み)
gallery O2
〒143-0025東京都大田区馬込4-9-1
TEL.03-5709-1050
http://www.galleryo2.com/

新村竜也さん個展


グラスアートクラス宛に「よろしくお願い致します」と一言書かれ、個展の案内を頂きました。

新村さん、お会いしたことはないのですが、ブログ村ランキングで常に上位に上がっている方…つまりブログランキングでは私のライバルですね。

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作品は吹きガラスですが、ちょっと手の込んだ制作方法をされています。

器やオブジェが100点ほど並ぶそうです。

glass gigs 新村竜也展
2011年9月1日(木)-6日(火)
11:00-19:00(最終日17:00)
gallery坂
〒162-0818東京都新宿区築地町2
TEL.03-3269-8330
http://www.gallery-saka.com

赤ちゃんガラスの足型窯出し


先週窯入れした赤ちゃんの足型が焼成でき、窯出ししました。

無事きれいに鋳造されたようです。

これから周りの石膏を割って取り出し、仕上げ加工です。

鋳造のガラスは吹きガラスと違い、この加工に時間がかかります。

納品までの道のりはまだまだです。

大塚麻由さんグループ展

大塚麻由さんから残暑見舞いが来ました。

カラニスでのグループ展に出品する旨書かれておりましたが、展覧会のDMではなかったので、画像はカラニスHPより拝借。

カラニスはガラス専門のギャラリーで、今回も色々な技法の作品を見ることができそうですね。

大塚さんは鋳造技法、写真の作品含め、10点ほど出品しているそうです。

残暑見舞いはカエルの作品でしたので、こちらも出品されていると思います。

生き物たち
2011年8月19日(金)-30日(火)
11:00-19:00(最終日17:00/21日・28日休廊)
GLASS GALLERY KARANIS
〒107-0062東京都港区南青山5-3-10 from1st 2F
TEL.03-3406-1440
http://www.czj.jp/karanis/

大村欣央さん個展

おなじみのグラスホッパーギャラリーで酸素バーナーの作家さんの個展です。

ガラスの中に優雅に花が咲いていますが、これは2000℃近いバーナーの炎でガラスをあぶりながら制作されるもの・・・

吹きガラスの工房も暑いですが、バーナーの工房も夏には避けたい感じの制作現場ですね・・・

Khan Glass Works by 大村欣央
2011年8月27日(土)-9月3日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラりー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/


赤ちゃん足型窯入れ

写真は、先日ご紹介したガラスの赤ちゃん足型の石膏型にガラスを詰めたところ。

いよいよ本日窯入れの運びとなりました。

これから温度を上げていき、焼成し、コンピュータ制御でゆっくり冷ましてから窯出しです。

ガラスは温度差で割れてしまうので、徐冷の段階が肝心です、特にこういう塊は。

大きい塊の作品など冷ますのに1か月半かかることもあります。

ガラス工芸学会@サントリー美術館


本日はガラス工芸学会の行事でサントリー美術館で開かれている「あこがれのヴェネチアン・グラス展」に行ってまいりました。
ガラス工芸学会の計らいで、見学前に今回の展覧会をキューレーションした学芸員の土田ルリ子さんによる見どころの解説付き。
サントリー美術館は収蔵品3000点の内ガラスが1000点をしめていて、年に1回はガラスの展覧会を開くそうです。

楽しみにしていた現代作家コーナーの江波冨士子さんの作品も素晴らしいものでした。
写真は図録に掲載されているその作品群!「雨のち虹」というタイトルで、小さいグラスがたくさん並び、手前のモノトーンから奥へ向かって虹色に~。
図録の上に乗っているのは数年前に青山のギャラリーカラニスの展覧会の時私が購入したものですが、この時よりモザイクガラスのムッリーネの柄が一層精緻に進化していてステキ!

大きさは展覧会の半券からご想像できますでしょうか?

この半券のグラスはレースガラス、多数展覧会では展示されておりました。
現代作家ではアキノヨーコさんが良く使われるテクニックです。

あこがれのヴェネチアン・グラス-時を超え、海を越えて
2011年8月10日(水)-10月10日(月)
10:00-18:00(金・土20:00まで/火曜日休館)
サントリー美術館
〒107-8643東京都港区赤坂9-7-4 六本木・ミッドタウン ガレリア3階
TEL.03-3479-8600
http://suntory.jp/SMA

パート・ド・ヴェールの型

これ、鋳造ガラスの型です。

これからこれにガラスを詰めて焼成します。

実はコレ、ガラスのお店マーブル・インザ・ポケットの商品の一つ…

赤ちゃんから直接足型を取り、それをガラスの記念碑にしてお届けするのですが、赤ちゃんから足型をとる工程があまりにも大変なので、積極的に営業していません。

ウェブサイトにもなるべく見つからないようにSEO対策もせず、ひっそりと掲載しています。

なのに!7月は2件もオーダーが入りました。

久しぶりなので出来上がる工程をブログでご紹介しようと思います。


トンボ玉の田上さんグループ展

7月中はガラスの展覧会目白押しでご紹介がしきれない状態でしたが、8月に入るとめっきり展覧会情報が届きません…

8月8日は旧暦で「立秋」…つまりこの日から「立冬」までが「秋」だそうで、世間ではすでに秋に向けての準備…

ガラスは一年中使っていただいてよいのですが、近年ではなんだか夏の風物詩的な扱いですね。

江戸時代にはガラス自体が珍しい素材だった為、季節を問わず、かんざしや櫛に使われていたようです。

ちょっとガラスの味方をするばかりに愚痴っぽくなりましたが、トンボ玉作家の田上さんからグループ展のご案内が来ましたのでご紹介いたします。

吹きガラスの作家さんとのグループ展のようで、すでに会期は始まっていますが来週の日曜日までですので、まだまだ大丈夫です。

関西圏の方、ぜひお運びください。

田上目惠美子 佐野猛 佐野曜子 コラボ展
2011年8月6日(土)-21日(日)
11:00-20:00
glass art shop TOR DECO
〒650-0004神戸市中央区中山手通2-4-12
TEL.078-322-0468
http://tor-deco.shop-pro.jp/