ガラス探検隊

今年の梅干完成っ!

今日は、ちょっとつれづれな内容です。

一昨年から始めた梅干漬け。
2年目の昨年漬けた梅が食べごろになりました。

毎年、実家(都内)の庭の白梅の木がかなり大木になり、たくさん立派な梅の実をつけるようになり、母が梅干にしたり、梅酒にしたりしていましたが、処理しきれないぐらいなるものですから、一昨年初めて梅干に挑戦してみたところ美味しくできたので昨年も多めに漬け込んでみました。

写真右は熟成させるために入れていた陶器の壷、左の紫の入れ物は梅干用に私が作ったパート・ド・ヴェールの蓋物です。(←やっとここでガラスの話)

紀州産の梅干のような立派な大きさが自慢です。

冬とガラス

このブログ、ご愛読いただいている方々には、「最近めっきり更新率が少ないな・・・」と思われていることと思います。

昨年、春夏には毎日更新しても間に合わないほどたくさんガラスの展覧会のDMが届いていたのに、ここのところさっぱりガラスの展覧会がありません。

世間一般ではまだまだ「ガラス=春夏」なのでしょうか??
その傾向を受けてギャラリーサイドでもだいたい春夏にガラスの展覧会の企画は集中するようです。

先日、サントリー美術館の会報誌が届き、3月に開催される「和ガラス」というテーマの展覧会にまつわる記事の中に、江戸風鈴の話が載っていました。

江戸時代にはガラスが高価で貴重なもので、風鈴も大名や豪商が室内につるして季節を問わず楽しんだものだそうです。
現代でもサラダボールなどは一年中使うわけですし、ガラスに季節を押し着せず一年中楽しんでいただきたいと願っております。

ギャラりーの皆様にも、真冬にガラスの展覧会を開催する企画力と度胸を持ってもらいたいですね・・・。

池田重子さんの帯留めのお話

本日は銀座の呉服店「銀座もとじ」のもとじ倶楽部というイベントに参加しました。

あの帯留のコレクターで名高い池田重子さんと武蔵野大学の教授で日本服飾史を研究されている丸山伸彦先生が時代考証を踏まえた帯留のお話をしてくださいました。

ガラスの帯留めを制作しているので勉強のため参加しましたのですが、ほんとに大変勉強になりました。

今回初めて舞妓さんの帯留めをまじかで拝見しましたが、かなり大きくてびっくりでした。
参加者の方がチャンピオンベルトのようと表現されていましたが、ほんとにそうで、舞妓さんたちはご贔屓ができると指輪など宝飾品を頂きますが、洋のアクセサリーは付けないのでその宝石を大きな帯留めにはめていくのだそうです。
なので沢山宝石がついた帯留めほど贔屓が多い証で、まさにチャンピオンベルトですね。

写真は池田重子さんと。ブログに載せることお断りしなかったので無断掲載お許しくださいませ。

クリスタルボールとガラスのオイルキャンドルの関係

先日出品した「癒しフェア」でご縁ができたクリスタルボール奏者の鼓さんが、ライブのときに狩野智宏のTOHKAのオイルキャンドルを使いたいと、色を選びに工房まで、クリスタルボールを持ってきてくださいました。

16:30ごろからいろいろお話したり、実際にクリスタルボールの音を聞いたり、オイルキャンドルに灯をともして演奏してみるなど、楽しく遊んでいるうち、あっという間に3時間がたっていました。

驚くべきことは、クリスタルボールが奏でる音の波長に合わせて、炎の形が同調して変わるということです。

そういえば、音はチューニングする時、音叉で調律しますが、あれも音の波動が影響して共鳴する事を利用して音の波動レベルを物理的に数値化していることですね。

音と炎の関係はまだ数値化されていないので物理的証明は本日すぐにはできませんが、確実にこの目で見ましたよ。

ちなみに鼓さんのライブは9月下旬にあるそうです。
詳しいことがわかりましたらまたこのブログにて更新いたします。

←明るいうちに撮影した鼓さんのクリスタルボール

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高橋禎彦作品の梅干経過

先日高橋禎彦作品に漬け込んだ梅干ですが、いい塩梅に梅酢が上がってきました!

今日はこれに氷砂糖を加えてまた重石をかけて2~3日置きます。

横から見ると、梅たちがぎゅっと寄り添っていていとおしい気持ちにさせられます。

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西荻窪でプロデビュー

私事になりますが、一昨年から習い始めた着物の着付けのせいで、高まるばかりのお着物熱です…

着物や帯は勿論ですが、小物周りの帯締め、帯揚げ、帯留も果てしなく「欲しい」が終わらない…

で、思いついたのが家業がガラス工房のため、 身近にある材料「ガラス」で帯留を作りはじめました。
自分がする以外に、友人にあげたり頼まれたり・・・ 楽しく制作しておりました。

それがこの度、西荻窪の「ころもや」さんという呉服屋さんにご縁ができて、 お取り扱いいただくこととなり、なんとガラスの帯留作家プロデビューとなりました。

市松と長方形の3色は「ころもや」さんセレクトの10色から
お客様が選んで組み合わせることができるもの。
来週21日(土)、22日(日)には受注会が開かれます。

お時間ある方&ご近所の方是非いらしてね。

http://www.koromoya.com/shop_nishiogi/

http://www.koromoya.com/diary/

 

ガラスの帯留Ⅱ

銀箔は熱がかかると赤くなりました

春のガラスの催事も終わり、
一段落したのでまたまたガラスの帯留作ってみました。
今度は帯留金具を後ろに貼り付けないでいいタイプと、
銀箔使ってみたりしていろいろ実験。

銀箔の雪の結晶の帯留は
日頃お着物について相談に乗ってくれている呉服屋の友達が、 お太鼓部分にクリスマスリースの柄がついた帯を
12月24日と25日にだけ締めるので、それに合うかな?と、 思い創ってみました。

お着物の世界は覗いてみると、袷、単、夏物と
着る時期が決まっていたり、柄いきによって身につけられる期間が限られるものがあったり…
なかなか粋な世界です。

今年は夏のお着物にチャレンジするので作ってみました

 

色の組み合わせもいろいろ実験
早く夏の装いしてみたいです

ガラスの帯留

小鳥の帯に合わせて作りました

昨年10月から着付けを習い始め、
一通りコースが終わりなんとか着られるようになりました。

着物が着られるようになると、
帯締め、帯揚げなんかの小物に凝りだしたくなってきて、 1月には池田重子さんの展覧会を見たせいで
帯留が気になってしょうがなくなり、自分で作ってみました。
家業がガラスなもので、ガラスで…

フュージングで作ったひょうたん。
2枚のガラスの間に細かく切った銀線を入れてみました。

 作りはじめると、帯に合わせてアイディアを考えるのがとても楽しくて次々作りたいものが出てきます。

祖母のお下がり、無地の鶯色の帯にあわせて作りました。

 

ノートルダム寺院のステンドグラス

荘厳な美しさです

久々の書き込みです。

何しろ狩野智宏のパリ展覧会に向け、年末あたりからバタバタと忙しく、なかなか更新できませんでした。

1月には下見と打合わせでフランスに行ってきました。

打合わせがメインだったので、観光地らしいところはあまり行きませんでしたが、帰国の日にやっとノートルダム寺院へ。

美しいステンドグラスに囲まれた大聖堂は荘厳な雰囲気。

一つ一つテーマの違う絵で作られています