月: 2012年3月

加藤尚子さんから「桜咲くの楽しみですね。」と一言添えられて届いたハガキです。

残念ながら桜はまだ咲きそうにありません…というか咲いていなくてよかった、今日のこの突風では散ってしまいましたね。

加藤尚子さんは鋳造ガラスの技法で作品制作されていますが、最近はフュージングやスランピングの技法も使われています。

今回はどんな技法で制作されているのでしょうか？楽しみです。

4月1日と最終日は在廊されているとの事です。

加藤泰+加藤尚子
Two Katoh's exhibition
2012年3月31日4月1日（日）7日（土）8日（日）14日（土）15日（日）21日（土）22日（日）
13：00-19：00
小島びじゅつ室
〒145-0066東京都大田区南雪谷3-17-21
ＴＥＬ．03-3728-6038
http://www.kojimart.net/room/

瀬戸市で池本一三さんと小田橋昌代さんの展覧会です。

小田橋さんは鋳造技法、池本さんはエナメル絵付けです。

エナメル絵付けはガラスの表面に、専用の絵の具で絵付し、窯で焼きつけるのですが、紙に絵の具で描くようにはいきません。

紙の場合は絵の具の水分を紙が吸収してうまく定着させやすかったり、ぼかしやすかったりしますが、ガラスは水分を吸収しませんから、結構難しい作業です。

なので池本さんのこの細かい絵は熟練の技としか言いようがありません。

瀬戸市近辺の方、是非まじかでご覧くださいね。

瀬戸市新世紀工芸館企画展
池本一三　小田橋昌代
２０１１年３月３１日(土)-６月２４日(日)
10：00-18：00（火曜日休館/５月２日正午まで休館）
入場無料
瀬戸市新世紀工芸館
〒489-0815愛知県瀬戸市南仲之切町81-2
ＴＥＬ．0561-97-1001

キッタヨーコさんが異素材の作家さんとグループ展です。

キッタさんは見てのとおり、いつも楽しくてパンチのある作品を作られています。

一緒にやるのはファブリックの作家さんで、「早春の透明」というコンセプトでそれぞれ作品を作られているそうです。

今日みたいに良いお天気の日に見に行きたいですね～。

キッタヨーコ、沢の弓子、田村愛
ガラスとファブリック「早春の透明」
２０１２年３月２６日(月)-３１日(土)
11：00-19：00(最終日17：00）
SPACE YUI
〒107-0062東京都港区南青山3-4-11ハヤカワビル１Ｆ
ＴＥＬ．03-3479-5889
http://www.spaceyui.com

今日はとても春めいて暖かですね。

だんだんガラスの展覧会が増えてくるシーズンです。

この展覧会、タイトルのとおりブローとフュージングのコラボレーションで、DMの写真は入れ物のボディが吹きガラスで、蓋をフュージングで作られているようです。

最近のグラスホッパーギャラリーの２人展では一つの作品を２人で作ると言う企画があって面白いですね。

ちなみにガラスに詳しくない方にご説明申し上げますと、今回のように吹きガラスの技法とフュージングの技法では工房の設備が全く異なります。

なので、このような作品を一人で制作しようと思うとかなりの設備投資が必要となってくるわけです。

作品の幅を広げるのに、技法の異なる作家で組んで制作するのも良いことですね。

Blowing+Fusing 2
角田磨+近岡令　Glass Collaborative Exhibition 2
２０１２年３月3１日(土)-4月７日(土)
11：00-19：00（最終日17：00）
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学１Ｆ
ＴＥＬ．03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

加倉井さんから届いた２人展の案内です。

お二人とも吹きガラスの技法ですがそれぞれのテクニックが異なり面白そうな展覧会です。

加倉井さんの作品はＤＭの写真左側の精緻なレースグラス。

こういった緻密で正確な作業が必要な仕事をいつもされていますね。

さて、今日は暖かくなるそうで、春にぐっと近づくようです。

春夏はガラスの展覧会も増えてきます。

３１日からはマーブル・イン・ザ・ポケットの実店舗イベントも開催です。

催事のお知らせご希望の方はこちらから。

加倉井秀昭×新村竜也
glass×glass
２０１２年３月２１日(水)-２７日(火)
11：00-19：00（最終日17：00）
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学１Ｆ
ＴＥＬ．03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

すでに開催中の展覧会ですが、来週の水曜日までなので、まだ間に合います。

昨日藤田さんと共にご紹介した田上さんからお届け頂いたＤＭです。

トンボ玉作家の方々のグループ展ですね。

田上さんの作品は三分紐が通っていますので帯留です～。

きもの好きな方は必見ですね。

硝子のアクセサリー展2012
2012年3月2日(金)-21日(水)
10：00-18：00（木曜休館）
悠遊舎ぎゃらりい
〒448-0804愛知県刈谷市半城土町大湫99-3悠遊舎１階
ＴＥＬ．0566-61-0321
http://www.you-yuusya.com

藤田恵美さんから届いたＤＭ第３弾なのですが、実はこのＤＭ参加作家のもう一人、田上惠美子さんからもお届け頂きました。

このお二人、鋳造とバーナーで技法が全く違いますが、精緻な作品作りというところではなんだか似ている気がします。

この展覧会は、盛岡の工房から織物の春色ストールも展示されるようです。

あ～早く春ものに袖を通したいですね。

早春賦 So-Shun-fu
２０１２年３月１５日(木)-２４日(土)
10：00-18：00(最終日17:00)
GLASS GALLERY KARANIS
〒107-0062東京都港区南青山5-3-10 FROM 1st.2F
ＴＥＬ．03-3406-1440
http://www.czj.jp/karanis/

昨日に引き続き藤田恵美さん情報です。

作家もののジュエリーの二人展ですね。

ＤＭの写真によると藤田さんのは指輪です、もちろんガラス。

一つ一つのパーツを鋳造の技法で制作し、丁寧に研磨、溶着や接着で創り上げています。

ガラスは融けると丸く収縮する性質があるので、鋳造するとヒケと言って型に隅々まで鋳造されにくい場合が多く、特に小さい物は難しいのです。

指輪サイズの小ささで、四角い型にきっちり鋳造されているのはさすがです。

小林京和・藤田恵美　二人展
ARTISTIC JEWELLERY
２０１２年３月２日(金)-２６日(月)
11：00-18：00（水・木定休日）
ガレリイキルシュ
〒186-0005東京都国立市西3-1-39
ＴＥＬ．042-576-5868
http://www.galerie-kirsch.com

藤田恵美さんから展覧会のお知らせが４枚まとめて送られてきました。

始まっているものもありますが順次ご紹介していきます。

まずはボタンの展覧会。

いろいろな素材の作家さん達４０人が参加されています。

藤田さんはもちろんガラスですが、またきっと緻密な仕事のボタンを出品されている事と思います。

この展覧会は９月にパリに巡回し、日仏ボタン展企画中だそうです。

Button-Inspiration
２０１２年３月９日(金)-１８日(日)
１０:００-２１:００(最終日１８:００)
CRAFT Fav.吉祥寺
〒東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5コピス吉祥寺Ａ館５Ｆイベントスペース
ＴＥＬ．080-3591-9210
http://www.craft-fav.com