ガラス探検隊

小曽川瑠那さん個展

昨日に引き続き、会期始まってからのご紹介ですが、こちらはまだまだ会期がたっぷりありますので是非お出かけください。
小曽川さん精力的に展覧会をされていますね。
このしなやかな花びらは、カットの技法で制作されています。
そう、つまり削り出しているのです…こんなに薄く削るなんてすごいですね~。
是非実物を見にお出かけください。

小曽川瑠那 個展
2013年7月27日(土)-8月25日(日)
12:00-18:00(木曜休廊)
ギャラリー点
〒921-8011石川県金沢市入江2-243
TEL.076-2922140
www.galleryten.net

神代良明さん小曽川瑠那さん2人展

会期始まってからのご紹介になってしまいました…
発泡ガラスの神代良明さんとカットの小曽川さんの2人展です。
お二人とも繊細この上ない作品です。
展覧会の場所も、ガラスの町富山ですね。

神代良明 小曽川瑠那 硝子二人展
2013年7月25日(木)-8月4日(日)
10:00-18:00(日曜日17:00まで・月曜休廊)
Gallery NOW
〒930-0944富山市開85
TEL.076-422-5002
www.g-now.com

奈良でガラス&ビーズアート展

出品作家の大鎌さんからご連絡頂き、お葉書お送りいただきました。
総勢43名のバーナーワークとビーズワークの作家さん大結集です。
小さな作品の中に43の個性が輝いていますね~。
会期中8月2日~4日の間は実演や制作体験、講習会も開催されるそうです。
お近くの方は是非お出かけください。

ガラス&ビーズアート展
2013年8月2日(金)-9日(金)
10:30-18:00(5日休館)
ギャラリー阿字万字(あぜまめ)
〒630-8346奈良県奈良市阿字万字1-1 なら工藝館内
TEL.0742-27-0033
http://www.glass-jubee.com

瀬沼健太郎さん展覧会

吹きガラス作家の瀬沼健太郎さんが個展です。
DMの写真は風合いが吹きガラスっぽくないなと思ったら、吹きガラス作品に
耐火石膏をかけ、窯で焼成しているそうです。
吹きと鋳造の技法を取り入れた作品です。

瀬沼健太郎硝子展-礫(つぶて)
2013年7月31日(水)-8月6日(火)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

黒川大介さん個展

ラピスラズリーみたいなきれいな色ですね。
不透明な陶器のようにも見えますが、ガラスです。
以前の個展でウチもぐい飲みを2つ頂きましたが、飲み干す時に表面の白いつぶつぶの所が透けて宇宙の星のようなんです。
ぜひ手に取ってご覧ください。

黒川大介ガラス展
2013年7月23日(火)-8月4日(日)
12:00-18:00(最終日17:00・月曜定休日)
ギャラリー凛
〒136-0071東京都江東区亀戸5-19-6
TEL.03-3681-1631
http://www.gallery-rin.co.jp

奥田康夫さん二人展

ガラスの展覧会のご案内がたくさん届きます。
作家の皆さんも搬入、在廊と大忙しですね。
ガラス作家の奥田康夫さんが陶芸の作家さんと2人展です。
藝大での同級生の方ですね。
共に学んだ二人のコラボ、楽しみです。
奥田さん在廊日は24日(水)・25日(木)・27日(土)・28日(日)です。

いろは展
2013年7月23日(火)-28日(日)
10:00-19:00
桃林堂 青山店
〒107-0061東京都港区北青山3-6-12 みずほ銀行ビル1階
TEL.03-3400-8703
http://www.tourindou100.jp

殿木久美子さんアクセサリー出品

先日個展を開催したばかりの殿木さん 、精力的ですね~今度はアクセサリーの作品展に出品です。
DMの写真の通り、こまごまかわいいアクセサリーがいっぱいです~。
マトリューシュカほしい~。
会期中殿木さんは毎日いらっしゃるそうです。

クラフト作家作品展
2013年7月24日(水)-31日(水)
10:00-19:00(最終日16:00)
小田急百貨店 藤沢店 7階催事場
http://www.odakyu-dept.co.jp/fujisawa/

磯谷桂さん個展

ここのところバーナー作家さんのご紹介が続いています。
ガラスの中に花を作るこの作業、凄いです。
写真右下にもありますように直径4cmの中にこのブーケがです。
あ、もちろんお花は生花ではありませんよ、色ガラスでお花を作ります。
ぜひぜひ実物を見にお出かけください。

磯谷桂 ガラス展
2013年7月20日(土)-27日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

ガラスの寺子屋第5回報告

昨日のガラスの寺子屋第5回は木村硝子店社長、木村武史さんでした。
木村硝子店は創業明治43年、湯島で100年以上続くプロ向けテーブルウエアのガラスメーカーです。

たぶん皆さんもバーやレストラン、割烹料理屋さんなどでステキなグラスを見かけていると思います。

木村硝子店には2名のデザイナーがいらっしゃるそうですが、木村社長自らもデザインされます。
図面を起こして試作をあげ、気に入らなければボツにして図面を書き直し、再び試作をあげ…これを繰り返し納得するものが出来た時はじめて完成。

「納得」とは「好きだ」と直感的に思った時で、「好きだ」と思ったものがよく売れる事が多いそうです。

さて、この「直感力」誰でも鋭いわけではありません…木村社長は「どうして好きだと直感的に思うのかわからない」とおっしゃいますが、お話の中にその審美眼&直感力の秘密がありました。

40年前に木村社長がデザインし、大ヒットしたワイングラスがあります。
たくさん売れたし、他の大手ガラスメーカーもマネしたほどのデザインなので、今見かけても当たり前のワイングラスですが、当時はこれが新しかった。

どうしてそのグラスを作ったかの物語は、当時フランスやイタリアで修業した料理人たちが帰国して日本にレストランをオープンし始めた頃でした。

外国映画やTV番組を見ていて食事のシーンになると職業柄、ついついテーブルウエアばかりを見てしまう「向こうではあんなグラスを使っているのか…あんなの作ったらきっとみんな欲しがるな!」と思い、試作を繰り返し2年がかりで納得できるデザインが出来たそうです。

そしてこれが大ヒット。

そうです、木村社長はボ~ッと映画やTVを見ていたわけではないんですね。

自然に自分に必要な情報をそこから取りだして、商品にフィードバックさせている。

つまり、今までのガラスの寺子屋でもお話が出ていた「マーケティング」していたわけです。

40年前には「マーケティング」なんて言葉、日本にはありませんでしたが、ちゃんと外にアンテナを張って体で感じ取り、モノをカタチにされていたのですね。

このマーケティング力の実力を証明するものの一つとして、日本バーテンダー協会が開催する「バーテンダー技能競技大会」があります。

こちらの大会はバーテンダーさん達がカクテルを作る大会で、グラスも選手おのおのが用意し持ち込みで、その8割が木村硝子店のグラスを持ってくるそうです。

ソムリエやバーテンダーの方々は非常に目が肥えているので、このマーケットを狙う場合は自分の目も肥やさないといけませんね。

この他にも「木勝」シリーズの誕生秘話など楽しいお話沢山でした。

今回は木村社長のおはからいで、木村硝子店のグラスでシャンパンを飲むという実技講習付きでした。
薄口のステキなフォルムのグラスに入れて飲む冷え冷えのシャンパンの美味しかった事~っ。
呑みすぎました…。

一般の私たちはバーやレストランに行かないと木村硝子店のグラスに出会えませんが、ここで耳寄り情報。
10
11日から西麻布にあるle bainのギャラリー「MITATE」にて展覧会があるそうです。

次回ガラスの寺子屋第6回は9月16日(月・敬老の日)講師はガラス作家江波冨士子さん
8月はお休みです。

お申込みは主宰井上典子さんへ⇒http://inoten.exblog.jp/

大鎌章弘さん個展

バーナーワークの大鎌さんが個展です。
ガラスの中に封じ込められたお花を眺めていると、連日の猛暑でぐったりな感じも涼やか気分でなごみます。
しかし、バーナーワーカーの方々、夏場はつらい作業ですね…
熱中症に気をつけて素敵な作品作ってくださいね。

大鎌章弘ガラス展~ペーパーウェイト・グラスマーブル・トンボ玉
2013年7月18日(木)-29日(月)
10:00-18:00
nagomistyle
山口県山口市大内御堀2869-11
TEL.083-923-5533
http://www.nagomi-style.net