ガラス探検隊

来年も元日から三が日宜しくお願いいたします

今年、このブログをご購読いただいた皆様、ありがとうございました。
そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

そしてそして!もっと宜しくお願いしたいのは、明後日1月1日~3日です~。
目黒雅叙園「MIYABI遊園」「アーティスト市」にガラスのお店マーブル・イン・ザ・ポケット参加!今回で3年目です。
今回はエスカレーターで2階上がってすぐの広場にブースを確保、分かりやすいと思います。
以下目黒雅叙園「MIYABI遊園」ご案内。
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目黒雅叙園のお正月イベント『MIYABI遊園』(入場無料)を お正月の3日間、園内パブリックスペース及び宴会場にて開催致します。
東関東部屋の力士達との餅つき大会を始め、艶やかな花魁行列が回廊を闊歩する「花魁道中」、獅子舞、大道芸人、縁日など、日本のお正月を満喫できるイベントが盛りだくさん!
今回は「和太鼓」や「よさこい」「琉球舞踊」「大道芸人グランプリ」などの新イベントも多数開催!
ホテルならではの上質な空間(屋内)で、 小さなお子様のいるご家族でも安心して満喫いただけます。
詳細はこちらから⇒https://www.megurogajoen.co.jp/event/miyabi_yuen/index.html/

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さて、これから搬入です。
三が日の様子はFacebookでライブUP予定です。
https://www.facebook.com/marbleinthepocket

ガラスの寺子屋第9回報告


一昨日の三連休最終日は、ガラスの寺子屋第9回でした。
今回の講師はアートギャラリー酉福(YUFUKU)店主 青山和平さん。
バイリンガルのイケメンギャラリストと言う前触れ通り、会場に現れた時も歯並びの良い爽やかな笑顔~♪期待を裏切らない登場の仕方でした。

酉福は海外に日本の作家を紹介し、世界のコレクターがお客様、7年前にロンドンのアートフェアに出展し、持って行った作品を完売させた実力派ギャラリーです。
ガラスで世界に羽ばたきたい方必見講座でした。

前置きは、「これからお話する事は、私のギャラリーと私の考えであって、一般論ではありません。」と始まりましたが、内容は世界を見てきた経験のお話でした。
日本では工芸(クラフト)とアート(美術)の区別があまりありませんが、海外ではくっきり区別されているので、「工芸」と言ってスタートしてしまうと「アート」の世界では受け入れてもらえないとの事。

やっぱりっ!私もうすうす感じておりましたが、海外では「クラフト」はなんだか地位が低いように思っていました。

と言うか最初に「日本の工芸」を「クラフト」と翻訳した人がいけないように思います。

話がレポートとそれそうなのでこの話はまたに…

世界のアートシーンでは「個展」の時代ではなく、「アートフェア」の時代であると!
世界各国で年に何回も行われる大きなアートフェアには世界中からコレクターが見に来るそうです。

しかもプライベートジェットを飛ばして…

例えば「テファフ・マーストリヒト」、2週間の会期中、毎日150機プライベートジェット機が着き、作品を見に来るアートコレクターがいらっしゃったそうです…想像を絶する別世界だわ…

また、国内の市場のお話では、お茶の世界があるので焼き物好き、器好きが多くガラスのコレクターが少なく、日本は「用の美」が好まれることも教わりました。
そして世界市場は「立体造形」を求めている事、大英博物館もヴィクトリア&アルバート美術館も「器」はコレクションしていませんと。

しかしながら、日本人にしか作れない「美」が好まれる事も教えていただきました。

作品制作には「素材」と「技術」と「自己表現」の3つが必要で、素材はもちろんですが技術はあって当たり前、その先の「自己表現」が重要と。
そういえばガラスは素材が魅力ありますし、作るのも楽しいので技術において切磋琢磨しますがそこ止まりになりがちだわね。

皆さんご注意くださいね。

さて、世界市場が求める「立体造形」における「自己表現」に求められるものは、一言「フォルム」でした。
そしてそのフォルムに対して本当に合った技法で制作しているか。

ここの部分はかなり沢山お話しいただきましたが取りまとめると、ガラスという素材だけに頼らず、その素材の特性を活かし、ガラスを造形する為の技術技法はあって当たり前、そしてそのガラス技法でしか表現できないカタチが重要という事です。

しかもそのカタチが空間を変えられるかが重要と。
そうなんです、海外は住宅事情も違いますから作品を設置する空間が日本とはかなり違いますし、プライベートジェットで来場するコレクターのご自宅は半端ない空間だそうです。

ま、想像できない世界ですが、まずは海外トップクラスのアートフェア―を見に行ってみましょうとおススメされました。
グローバルなアート市場に打って出るには、この目で見て世界を知る事、重要ですね。
この他にも世界のコレクターに好まれる大きさ、フォルム、海外のギャラリーとのお付き合いのし方などについてもご教授頂きました。

最後は、恒例の講評7名の志願者…青山さん爽やかな笑顔のまま、バッサリ…
皆さん世界のアート基準に届かずでございました…()

次回ガラスの寺子屋10回目は1月13日 講師はアートキュレーター 清水敏男さん
お申込みお問い合わせは井上典子さんブログから
http://inoten.exblog.jp/

奥野美果さん青山で個展

奥野美果さんがガラス専門のギャラリーで個展です。
奥野さんの作品は鋳造ガラスの技法で作られており、オブジェ、
しかも大きい塊の作品が多いのです
DMの写真も手前に子供が写っていますが、比べてわかる大きい作品です。
でも今回は花器やアクセサリーも出品されるようです。
まだクリスマスプレゼント探せていない方、必見ですねっ!

Glass work ● Sora 奥野美果
2013年12月18日(水)-25日(水)
10:00-18:00(最終日17:00)
GLASS GALLERY KARANIS
〒107-0062東京都港区南青山5-3-10 FROM 1st 2F
TEL.03-3406-1440
http://www.czj.jp/karanis/

今年頑張った小曽川さん年末年始にかけての展示!


今年、何回も展覧会のご紹介させて頂きました小曽川さん、年末年始も頑張ります!
この作品、削り出されてこんな繊細なフォルムを紡ぎ出しています。
繊細なカットガラス、是非まじかでご覧ください。

小曽川瑠那-記憶のけしき-
2013年12月18日(水)―2014年2月11日(火)
10:00-20:00
日本橋高島屋2階アートアベニュー
12月31日(火)18:00まで/1月1日休業/1月2日(木)10:00-19:00

パンティをはいたグラスの個展!

何回かこのブログでご紹介しています、いつもグラスがパンティをはいている作家さん。
コンセプトがどんどんエスカレートしているように思います…
(タイトルがオーバーザトップとかオーバーヒートとか目指すところが上向き)
というか、パンティの柄作りのテクニックがより高度になっているような気がします。
24日はクリスマスパンティだそうです…
その詳細は⇒ http://p-glass-y141.jugem.jp/

石井洋平ガラス作品展
ザ・オーバーヒート

2013年12月17日(火)-29日(日)
11:00-19:00(最終日17:00)
gallery 元町
〒231-0861神奈川県横浜市中区元町5-216
TEL.045-663-7565
http://www.group-rough.net/g-motomachi/

アキノヨーコさん異素材の作家さん達とのコラボ作品発表


アキノヨーコさんが、ガラス以外の素材を扱う作家さん達とコラボして、ガラスの可能性を広げた作品展開を発表です。
木工作家河内伯秋さんとヨーグルトボウルとスプーンのセットやフードキーパー、彫金作家の山崎史郎さんとアクセサリー。
進化しているアキノさんの作品を是非ご覧くださいね。

アキノヨーコ×ガラス -WITH-
2013年12月16日(金)-24日(火)
たまき
〒320-0037栃木県宇都宮市清住1-3-49
TEL.028-624-1300

木下良輔さん個展

また今回も会期始まってからのご紹介です…この週末までなので皆様是非お出かけくださいね。
ガラス専門のギャラリーですので、常設のガラスも楽しめると思います。

作品は板ガラスを積層させたものでしょうか…?
物語を感じるオブジェです。

木下良輔展 光を待つ部屋
2013年12月7日(土)-14日(土)
10:00-18:00(最終日17:00)
GLASS GALLERY KARANIS
〒107-0062東京都港区南青山5-3-10 FROM 1st 2F
TEL.03-3406-1440
http://www.czj.jp/karanis/

田子美紀さん個展

クリスマスパーティにこんな器があったら楽しいでしょうね~。
相変わらずキュートな作品の田子さんです。
スイーツやオードブルを乗せたなら、気分が上がってさぞかし盛り上がるでしょうね。
クリスマスプレゼントにもまだまだ間に合いますよ。

田子美紀ガラス展 -冬のガラスの楽しみ方。-
2013年12月14日(土)-12月21日(土)
12:00-19:00(最終日17:00)
galleria ACCa
〒110-0004東京都台東区下谷3-1-32
TEL.03-3873-2340
http://www.galleria-acca.com

木越あいさんボタンの展覧会に出品

木越あいさんからご案内いただきました。
いろいろなマテリアルを扱う作家さん達7人のボタンの展覧会です。
ルーシー・リーの展覧会後、ボタンの展覧会が多いように思うのは私だけかしら…
「用の美」、そして小さな世界にギュッと技術と技法とデザインが詰め込まれたステキな存在だと思います、ボタン。

珠玉のボタン展Ⅱ
-それぞれの素材をボタンと言う形に-

2013年12月9日(月)-14日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
ギャルリ・プス
〒106-0061東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン201
TEL.03-5565-3870
http://www.pousse.jp

横田裕子さん個展

きれいなガラスの玉ですね~。
テーマも見た目の通り「色」だそうです。
色とりどりをガラスの中に閉じ込めた球の作品が見られるようです。
お気に入りの色の組み合わせを探しに行きましょう。

横田裕子作品展「色を組む」
2013年12月11日(水)-18日(水)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー

〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/