ガラス探検隊

山田輝雄さん2人展2本!

先日春の催事の件でご連絡したところ、

「やまだまだまだ元気です」とお返事いただきました山田輝雄さん。

昨日封書で2枚のDMが届きました。
しかも同時期開催・・・お元気なわけがわかりました。

と、いうことで今日は展覧会2本いっぺんにご紹介です。

山田輝雄・内田守 ガラス二人展
2011年3月4日(金)―16日(水)
11:00-19:00(3月10日休廊/最終日17:00)
ギャラリーShin Ei
〒170-0002東京都豊島区巣鴨1-17-1-101
TEL.03-3947-1333

谷祥一(宙吹ガラス) 山田輝雄(江戸切子ガラス) 展
2011年3月5日(土)―15日(火)
11:00-19:00
Gallery O2
〒143-0025東京都大田区南馬込4-9-1
TEL.03-5709-1050

東京国立近代美術館工芸館にて高橋禎彦展

昨日は東京国立近代美術館工芸館に高橋禎彦展のプレビューに行ってまいりました。

東京国立近代美術館工芸館でガラス作家の個展は初めて!快挙です~。

高橋禎彦さんは吹きガラスの技法の作家さんですが、作品展示には鋳造、サンドブラストなどの技法のものもありました。

パンフレットの写真からもわかるように楽しい作品たちが見られます。

今回の展示は、工芸館の研究員の今井陽子さんのご尽力によるもの。
きもの好きの方はご存知かもしれませんが、今井さんは雑誌「うつくしいキモノ」で2010年冬号(P16)まで工芸としてのきものについて連載ページを書かれていた方です。
東京国立近代美術館工芸館はきものの収蔵品も沢山あるんですよ。

ガラスから少し話はそれましたが、今井さんから招待券を頂きました。
10名様2枚一組5組の方に差し上げます。
マーブル・イン・ザ・ポケットのお問合せページから郵送先をお知らせくださいね。

高橋禎彦展
2011年3月1日(火)―5月8日(日)
10:00―17:00(入館16:30まで/休館日月曜日)

東京国立近代美術館工芸館
〒102-0091東京都千代田区北の丸公園1-1
TEL.03-5777-8600
http://www.momat.go.jp
入館料:一般200円


パイレックスガラスの田中福男さん展覧会

小さなペンダントトップの中に曼荼羅のような世界が広がる作品です。

バーナーワークと言う技法の中もさらに細分化されて、トンボ玉、コアガラスなど技法が異なります。

グラスワークストップノッチを主宰する田中福男さんは、バーナーワークの中でも機材が異なる酸素バーナーでパイレックスガラスを溶かして作品制作をしています。

「パイレックスガラス」と言うと耐熱のキッチン用の器を思い浮かべる方が多いと思いますが、まさに2000℃以上でないと溶けて形成できないガラスです。

そんなわけで作業中も、バーナーの火の強さはすごいもので、作家さん達は専用のサングラス無しには作業できません。

その中でこの細かい世界を作り上げるのですからねぇ・・・すごい技です。

GLASS WORKS TOPNOCH exhibition
2011年3月5日(土)―21日(月)
13:00-21:00
蜻蛉玉ばぶるす
東京都杉並区高円寺南2-22-6竹田ビル1F
TEL.03-3313-0277
http://www.ranman.net

鋳造ガラスの金子博子さん展覧会

鋳造のガラス技法で作品制作をされている金子博子さん。

制作のバックには頭に浮かぶイメージをイラストレーションや文章にし、それを立体にする時にガラスという素材を使われているようです。

なので作品には何かしら物語を感じます。

ご本人自身の存在も、おとぎの国の住人のような方。

DMの写真からもお解りいただけますね。

今回は使えるオブジェがテーマだそうです。

使って楽しむガラスオブジェクト―金子博子展
2011年3月7日(月)―12日(土)
12:00-19:00(最終日17:00)
ギャラリーワッツ
〒107-0062東京都港区南青山5-4-44ラポール南青山103
TEL.03-3499-2662
http://www.wa2.jp

奥野美果さん展覧会

奥野美果さんから展覧会の案内が来ました。

奥野さんは鋳造技法の作家さん、
DMの写真は、ガラスの内側の様子ですね。
丸いインサイドモールドでしょうか?

DMの文面にも「ガラスの内部に、光と共にもぐり込んでいく、、、」とあります。
鋳造ガラスの特徴は中にたくさん気泡が入ってそれがなんとも綺麗なことです。
気持ちがわかります。

奥野美果 Mica Okuno Glass Work
2011年2月15日(火)―26日(土)
12:00-19:00(最終日17:00/21日休廊)
GALLERYルヴァン
〒171-0031東京都豊島区目白3-12-27
TEL.03-6908-3014
http://www.g-ruevent.com

うれしいお知らせ!富山ガラス造形研究所卒業制作展

嬉しいお知らせが届きました!

富山ガラス造形研究所の卒業制作展のDMです。

今回はなんと、グラスアートクラス出身の2人が卒業します。
ガラス教室グラスアートクラスに通い始め、ガラスの面白さに目覚め、本格的にガラスを学ぼうと富山ガラス造形研究所に入り、2年間勉強された成果です。
東京から富山に移り住んで学ぶという、かなり腹をくくった2人ですから楽しみです。

DMには、「また教室にも一度顔を出せたらなと思っています。」とのこと、遊びに来ていただけることお待ちしています。

富山ガラス造形研究所 卒業制作展
2011年2月17日(木)―22日(火)
10:00-19:00(最終日15:00)
富山市民プラザ2Fアートギャラリー
〒930-0084富山大手町6-14
TEL.076-943-1313

パート・ド・ヴェールの樋口主明・真一ご夫妻個展

2月になりましたねっ。

春に向かっていく季節は寒いながらもなんだか心がウキウキしますな。

今日もガラスの展覧会のご紹介ですが、先日ご紹介したのは若手鋳造ガラスの作家さん達。
本日は同じ鋳造ガラス技法の大御所中の大御所、樋口ご夫妻の展覧会です。

ガラスの起源である鋳造技法はメソポタミア時代からと言われており、吹きガラスが発明されると衰退しますが、アールヌーヴォー時代にフランスで再現され、脚光を浴び「パート・ド・ヴェール」という名が付きました。
その後、産業革命と共にこの手間のかかる技法はまた衰退し、各工房が制作工程の技術を門外不出としていた為にまったく作り方がわからなくなってしまいました。

それを、現代になって作り方を研究される方が出てきて、今またこの技法で制作する作家が増えてきています。
樋口ご夫妻も、その制作工程の研究を積み重ねてこられた方のお一人です。

DMの写真からもわかると思いますが、非常に写実的&緻密なお仕事ぶりです。

樋口主明・真一 パート・ド・ヴェール小品展
2011年2月5日(土)―27日(日)
11:00-19:00(最終日17:00/2月20日全館休業
グラスヒュッテ銀座
〒104-0061東京都中央区銀座5-1銀座ファイブ2F
TEL.03-3569-2611
http://www.glashutte-ginza.com/

キルンワークの3人展

1月ももう終わり、という事で2月からの展覧会のお知らせです。

おなじみのグラスホッパーギャラリーではキルンワークの作家さん3名のグループ展が開かれます。

一般の方々に、ガラスのお話をすると、よく吹き竿を持つ真似をして息をぷーと吹く方が多いのですが、ガラスは吹きガラスだけで作られるわけではなく、約15種類ほどの技法があります。

おおまかにはホットワークとコールドワークの2つに分かれ、ホットワークはその名の通り熱く溶けたガラスを扱って造形するもの。
代表格は勿論吹きガラス、そのほかトンボ玉を作るバーナーワークもそうですね。
そしてコールドワークは溶けていないガラスを使って造形するもの・・・つまり作っている間熱くないので「コールドワーク」ね。
どなたにもわかりやすいのはステンドグラスやカット技法の切子なんかがこれに当たります。

話は長くなりましたが今日ご紹介する作家さん達はコールドワークに属する「キルンワーク」。
型を作りガラスの粒を型に詰めて窯で鋳造するという技法です。
そしてコールドワークの中で唯一溶けたガラスを扱わずにガラスを形成できる技法なんです。

Glass Trilogy 川辺真美・斎藤千穂・横山泉 ガラス三人展
2011年2月9日(水)-15日(火)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラりー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

木越あいさん参加の玉田ガラス工房展覧会

木越あいさんから久しぶりに「よろしくお願いします。ai」と書かれたDMが届きました。

今年設立20周年を迎える玉田ガラス工房の展覧会で、工房で制作してきた作家さんたちのグループ展です。

木越さんはガラスの中に絵本のような物語を刻み込んだ作品を作られています。
DMの写真左側、上から3番目の光が透過しているプレートです。

他にもいろいろな技法の作家さんたち総勢9名のグループ展ですので見ごたえありそうですね。

玉田ガラス工房 Studio Glass Succession
2011年2月1日(火)-12日(土)
12:00-19:00(最終日17:00/7日月曜日休廊)
GALLERY RUEVENT
〒171-0031東京都豊島区目白3-12-27
TEL./FAX.03-6908-3014
http://g-ruevent.com/

一つ穴のガラス帯留SOLOの新作2011

ご好評いただいておりますガラスの帯留SOLOに2011年、新作を作ってみました。

以前制作した「雷おこし帯留」の発想から応用しました。

つぶつぶがボリューム感とゼリーな感じで春~夏良いかと思います。

これは第一作のテストピースですので、他の色も本日窯入れ中です。

少し作りためたら小売店さんへプレゼンテーションに伺おうかと思います。