ガラス探検隊

狩野グラススタジオ「灯火展」開催!

今日から6月、爽やかなお天気のスタートでした。

今月夏至の日までの3週間、金曜日と土曜日の夜に狩野グラススタジオでは「灯火展」を開催いたします。

夏至の日に全国的に行われている「100万人のキャンドルナイト」、ご存知でしょうか?
夜の8時から10時までの2時間電気を消して蝋燭の灯りでスローな時間を過ごしましょうという呼びかけです。

今年は、そのキャンドルナイトにガラスのオイルキャンドルはいかがでしょうか?という提案です。

多彩なゲストを迎えての音楽と、灯りをゆるりとお楽しみ下さい。
ワインをご用意してお待ちしております。

狩野グラススタジオ
〒106-0046東京都港区元麻布2-5-17
TEL.03-5785-3188
http://www.kanoglassstudio.com/

ちょっと隠れ家的なわかりにくい場所です。地図ご希望の方はマーブル・イン・ザ・ポケット「お問い合わせ」のページからメールアドレスをお知らせ下さい。地図を添付して送信いたします。

アキノヨーコさん青山で展覧会

アキノさんから届いたDMです。

木漏れ日が映る中、得意技!レースの器がきれいです。
左は白地に白のレースでしょうか?
気になります。

タイトルは、ジューンブライドならぬ「ジューンブライト」。
「6月の輝き」といった意味でしょうか?
ガラスにはぴったりのタイトルですね。

アキノヨーコ ガラス展
JUNE-Bright

2010年6月16日(水)-21日(月)
12:00-19:00(最終日17:00)
うつわ楓
東京都港区南青山3-5-5
TEL.03-3402-8110
http://utsuwa-kaede.com

藤田恵美さん個展

いつも緻密な仕事振りの藤田恵美さん、益々緻密で複雑な造形になってきているみたいです。

タイトルも「楽しいかたち」とあり、DMの文面には「身に付けられるような指輪のかたちを考えていると、指輪はどんどん大きくなって、ついには身につけられないような指輪になってしまいました。」とあります。

我が家ににも過去の展覧会で購入した藤田さんの指輪が1点ありますが、指にはめて出歩いた事はありません・・・完全にオブジェとして本棚に飾ってあります。

だって、はめたら何にもできなそうな大きさとカタチなんですもの。

藤田恵美個展 楽しいかたち
2010年5月21日(金)―29日(土)
11:00-19:00(最終日16:00)
GLASS GALLERY KARANIS
〒107-0062東京都港区南青山5-3-10 FROM1st.2F
TEL.03-3406-1440
http://www.czj.jp/karanis/

一條朋子さん掲載の書籍出版記念イベント!

昨日に引き続き、バーナーワークの作家一條朋子さんの話題です。

精力的にガラス作家として活動していた一條さんが、精力的にお誂えできる作家を探していた花島ゆきさんと出会い、その執筆書籍2冊に紹介されました。

「お誂え」素敵な言葉です。
大量生産、大量消費の現代で対極にある伝統的日本の生産システムです。

頼まれてもいないのに「流行」という洗脳で買ってもらえそうなものを大量に作るということではなく、きちんとした技術を持った人に本当に欲しいものを欲しい数だけ作ってもらうという無駄のない行為ですね。

イベントは、著者の花島ゆきさんがさまざまな作家へのオーダーメイドで誂えた品々を展示されるそうです。
会期は2回、2箇所ですのでお近くの場所へお出向きください。

2010年5月24日(月)-30日(日)
11:30-21:00(最終日18:00)
高円寺書林
杉並区高円寺北3-34-2
TEL.03-6768-2412
http://kouenjishorin.jugem.jp

2010年6月10日(木)―20日(日)
11:30-18:30(13日と最終日は16:00)火曜日定休
花想容
新宿区下落合2-19-21
TEL.03-3565-3265
http://kasoyo.com

花島ゆきさんオフィシャルホームページ
http://www.hanashimayuki.com

一條朋子さん個展

バーナーワークの一條朋子さんから個展の案内が来ました。

現在準備でてんてこまいのようです。

DMの写真は、雨粒みたいなパーツですが、たぶんアクセサリーの一部だと思います。
いつもとってもセンスの良いアクササリーを作っている方なので、今回も期待大ですね。

一條さんのアクセサリーはガラスの部分は勿論ですが、チェーンや金具など細かい所のセレクトにも気配りされていて素敵なんです~。

一條朋子 ガラス展
雨の匂い 夏の気配

2010年6月3日(木)-12日(土)
11:30-19:00(最終日17:00)
GALLERY枝香庵
〒104-0061東京都中央区銀座3-3-12銀座ビルディング8F
TEL.050-3452-8627
http://echo-ann.jp

五十嵐智一さん葉山で2人展

なんだかすてきなDMをいただきました。

モノトーンな中にもそれぞれの風合いが再現されていて、ガラスと青磁の組み合わせが綺麗です。

きもので言うと私の大好きな森田空美さん的世界観な感じです。

吹きガラスの五十嵐智一さん、まんまるフォルムが定着してきましたが、今回のテクスチュアーはまたまた進化型のようです。
カットの手を入れているのでしょうか?ステキです。

二人展のお相手は、焼物、青磁の方のようです。
お二人とも初夏のしつらえに、スッと姿勢正しくたたずむ気配が感じられます。

IN EARLY SUMMER
Glass works 五十嵐智一 & Celadon works 辻本由美子

2010年5月22日(土)―6月6日(日)
11:00-17:30 (5月28日金曜日休廊)
GALLERY Tiptoe
〒240-0112神奈川県三浦郡葉山町堀内1422-10
TEL.046-854-8256
http://room-tiptoe.cocolog-nifty.com/blog/

ガラス工芸学会と「和ガラス」展

昨日は、サントリー美術館で行われている「和ガラス」の展覧会と同じくサントリー美術館の会議室で行なわれた「ガラス工芸学会」の総会に出席してきました。

ガラス工芸学会総会は昨年度の決算報告や事業報告、会計監査報告など堅苦しい内容の発表を聞き、今年度の楽しそうな活動計画をご説明いただきました。

休憩の後、現在六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催中の「和ガラス」展の見所を今回担当された学芸員の土田ルリ子さんからお話しいただきました。
見る前に聞いていたらもっと着眼点が違ったかも・・・

さらに、「和ガラス-粋なうつわ、遊びのかたち」記念シンポジュウムとして4人のパネリストを迎えた面白いお話を聞きました。

特に面白かったのはサントリー美術館企画委員の土屋良雄さんのお話し。
サントリー美術館は毎年夏にはガラスの展覧会を開催していますが、自分の所のコレクションだけでは展覧会を構成するにはたりないので、色々な所から作品を借りるそうで、個人所蔵のものから、国立博物館まで交渉していく間でご苦労があるようです。

特に、今回展示されている江戸時代、日本で生産されたガラスは除冷(ガラスは急冷すると割れてしまうので、徐々に冷まさなければならない)の技術がなかったので、現存するガラスも保存されている状態から環境を変え、展示ケースに入れて展示しているだけで割れてしまう事があるそうです。

そんな理由から国立博物館などはなかなか貸してくれなかったりして、そのわりには自分のところでガラスの展覧会を開催しないし、「ガラス担当」という部署もないそうです。
文化庁の中にも「ガラス担当」がないそうです・・・
ガラスは日本での歴史が浅いせいか、文化として重んじられていないのでしょうか・・・
悲しいです。

でも、サントリー美術館は「暮らしの中の美術」をテーマに、果敢にガラスの展覧会に取り組んでくださるそうで、頼もしい思いでした。
ガンバレ!サントリー美術館っ!

和ガラス
粋なうつわ、遊びのかたち

2010年3月27日(土)-5月23日(日)
日・月・祝10:00-18:00 水~土10:00-20:00
火曜日休館
サントリー美術館
〒107-8643東京都港区赤坂9-7-4
TEL.03-3479-8600
http://suntory.jp/SMA/

猿江ガラスの越中さん展覧会

すでに昨日から始まっている展覧会です。

お世話になっている猿江ガラスの越中さんが谷中のギャラリーで2人展を開催しています。

おおらかな作風の越中さん、お人柄そのものです。

体は小柄ながら猿江ガラスのビッグママといった存在ですから。

ガラス二人展 前田一郎・越中真知子
2010年5月3日(月)―9日(日)
13:00-19:00(最終日17:00/6日7日休廊)
かなかな
〒110-0001東京都台東区谷中3-2-9
TEL.03-5685-9179
http://www1.ttcn.ne.jp/~kanakana

サハラガラスの瓢箪帯飾り

写真は海馬ガラス工房から届いたサハラガラスの帯飾りです。

今回はカワイイ瓢箪です。

これは明後日、西荻窪の呉服店ころもやさんに納品です。

このほかにも白瑠璃ガラスの瓢箪もあります。

店頭ではそろそろ夏物が並ぶそうで、私の夏向け帯留めも一緒に納品しますので、ぜひお出かけくださいね。


北泰子さんのパート・ド・ヴェール

すでに会期が始まっている展覧会ですが、北泰子さんの個展です。

技法は鋳造のパート・ド・ヴェールですね。

DMの器は、大変丁寧に磨かれているのがわかります。
パート・ド・ヴェールは石膏型の中でガラスを鋳造するので、石膏に触れている表面が型から出した時にはマットになります。
それを、回りが写り込むほどにツルツルに磨いてあるので大変な作業だったと思います。

ギャラリーはおなじみの学芸大学グラスホッパーです。

北泰子ガラス展~歳月のいろ~
2010年4月24日(土)―5月1日(土)
11:00―19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラりー

〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/