ガラス探検隊

東京ガラス工芸研究所33期生卒展

ガラスの専門学校、東京ガラス工芸研究所の卒業制作展です。
もう33期生だそうです。
今までに何人を送り出し、何人がガラスの道で仕事しているのでしょうか?
卒業生の皆さんには頑張ってもらいたいです。

Glass Works 2015
Tokyo Glass Art Institute Graduation Exhibition
東京ガラス工芸研究所卒業制作展 総合応用科第33期

2015年2月27日(金)-3月8日(日)
10:00-19:00(最終日15:00/3月2日休館)
アートガーデンかわさき
〒210-0007川崎市川崎区駅前本町12-1リパーク3F
TEL.044-200-1415
http://tgai.xsrv.jp/

小池志麻さん個展

鋳造ガラス技法の小池志麻さんが個展です。
昨秋のマーブル・イン・ザ・ポケット催事で出品してくださった小鳥のオブジェは大人気で、あっという間に完売でした。
今回も鳥ですね…
それにしても口ばしや羽の先までよくまあガラスがきれいに入ったこと!
この技法、石膏型を割って中のガラスを出すまでちゃんと出来ているか心配なものです。

小池志麻 ガラス展-daydream believer-
2015年2月19日(木)-28日(土)
12:00-19:00(最終日16:00)
ギャラリー田中
〒104-0061東京都中央区銀座7-2-22同和ビル1F
TEL.03-3289-2495
http://www3.ocn.ne.jp/~g.tanaka/

土井朋子さん個展

グラスホッパーギャラリーで13回目の個展をされる土井朋子さんの展覧会です。
4月いっぱいでギャラリーが閉じてしまうので、きっと思いでいっぱいでしょうね。
かわいらしいものがたくさん並びそうですよ、是非お出かけください。

土井朋子個展『その先に。。。』
2015年2月14日(土)-21日(土)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

広沢葉子さんパートナーと2人展

広沢葉子さんから「今回は主人と二人展です!」と一言添えられてご案内いただきました。
広沢さん、ご主人とは素材は違えど
きっと志が同じパートナーなのでしょうね。
ちょっと今までと違った感じの、しっとりと落ち着いた心地よい暮らしぶりを感じる作品のような気がするのは私だけでしょうか?
日々の器から茶道具、照明など暮らしが楽しくなりそうなものが見られるようですよ。

陶とガラスの器
2015年2月11日(水)-3月1日(日)
12:00-18:00(最終日17:00まで/月曜定休日)
暮らしの器カフェ 凛
〒136-1171東京都江東区亀戸5-19-6
TEL.03-3681-1631
http://www.gallery-rin.co.jp

glass&brass5人展

グラスホッパーギャラリーさんの2月最初の展覧会は5人の作家のグループ展です。
技法も吹きからバーナーまでさまざまですね。
以前グラスアートクラスで講師をしてくださっていたキルンワークの高野恵さんも参加です。
アクセサリー類の出品が多いようですので、春のおしゃれアイテムを探しに出かけてはいかがでしょうか?

glass & brass 5人展
2015年2月4日(水)-10日(火)
11:00-19:00(最終日17:00)
グラスホッパーギャラリー
〒152-0001東京都目黒区中央町2-6-1ノア学芸大学1F
TEL.03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

瀬戸市新世紀工芸館研修生展

先日のガラスの寺子屋を遠方はるばる受講しに来てくださった 松下祐子さんからお知らせいただきました。
松下さんは「瀬戸市新世紀工芸館」の研修生で、2年間の研修終了作品展です。
公益財団法人瀬戸市文化振興財団の運営するこの「瀬戸市新世紀工芸館」は、次代を担う人材育成の為、陶芸コースとガラスコースの研究性を受け入れ、制作活動を支援しています。
施設は展示棟、交流棟、工房棟からなり、各種企画展、イベントなどもあるようですよ。
お近くの方は是非お運びくださいね。

瀬戸市新世紀工芸館
第十一期研修生終了作品展
第十二期研修生作品展

2015年1月31日(土)-3月22日(日)
10:00-18:00(入館17:30まで/火曜日休館/火曜日が祝日の場合は翌平日が休館)
瀬戸市新世紀工芸館展示棟
〒489-0815愛知県瀬戸市南仲之切町81-2
TEL.0561-97-1001
http://www.seto-cul.jp/new-century/

菊楽ゆみさんグループ展

バーナーワークの菊楽ゆみさんからお年賀状として展覧会のご案内をいただきました。
いつもガラスの寺子屋にも参加してくださっている、勉強熱心な方です。
馬がお好きで馬のオブジェをつくられています、今回のDMハガキの作品も馬ですね。
この展覧会、やきものの作家さんやガラスでも技法のことなる作家さんたちとのグループ展ですので見に行く側はいろいろ見られて楽しいですね。

網なおき(漆芸)・伊藤早苗(陶芸)・今井茉里絵(ガラス)・菊楽ゆみ(ガラス)・谷口知惠子(ガラス)・松尾一朝(ガラス)展
2015年1月22日(木)-31日(土)
12:00-19:00(最終日16:00)
ギャラリー田中
〒104-0061東京都中央区銀座7-2-22同和ビル1F
TEL.03-3289-2495
http://www3.ocn.ne.jp/~g.tanaka/

美しい蜻蛉玉の田上惠美子さん個展

DMハガキの写真を見てお解りになると思いますが、ひと手間も二手間もかけた美しい蜻蛉玉です。
本日より田上惠美子さんの個展です。
今日は在廊されているそうです。
蜻蛉玉のほか、コアガラスや器など200点出展だそうなので、領域を広めてすごい頑張られたのですね~。
繊細で美しい世界を皆様ぜひ見にいらしてくださいね。

田上惠美子 トンボ玉展
2015年1月17日(土)-31日(日)
11:00-17:00(19日、20日、26日、27日休廊)
ギャラリーaTo
〒259-0201神奈川県足柄郡真鶴町真鶴1572-8
TEL.0465-42-9095
http://ato-g.com

ガラスの寺子屋(延期)第15回報告

昨日は本年初のガラスの寺子屋でした。
昨年10月に行われるはずだった回が台風で延期になり今年に持越しに…

今回は吹きガラス工房の経営がうまくいっている方にお話を聞こうという事でノグチミエコさんが講師、お話の仕方も親しみやすく受講生の皆様聞き入っておられました。

ノグチさんは現在の株式会社としての工房運営に至るまで4段階の工房の運営経験をされてきたそうです。
最初は「横浜硝子」という工房にアルバイトで入ったのですが、オーナーが工房をたたむに当たりスタッフで運営するならと、そのまま場所を譲り受け5人のメンバーで始めたそうです。

その時経理担当したことが今に活きているようですよ。

このチーム運営は5年続き、その後2年間フリーランスでレンタルにて作品制作、その時窯のレンタル料が直接経費としてシビアに響くことを実感。

利益率が高く定期的に売れるものを制作するも、作品と商品の区別がつかなくなっていくデメリットも経験されたそうです。

レンタルでの制作では制作内容に限界を感じてやはり工房を持とうと思い、単身で工房スタートされ、5年運営されたそうです。
しかし、窯を持つと窯から離れられない吹きガラス工房のサガ、そして5年たつと窯の故障が起きたりして、修理にかかる費用、世の中の状況により燃料代が上がる将来を考えるなど、工房を構える覚悟のある方にはかなり勉強になったかと思います。

そして自然発生的な流れでスタッフが増えていく工程は、作品を作り、梱包、発送という作業を一人でやっていると必然的に制作時間が少なくなるので、梱包発送作業をしてくれる人を頼んだり、自分が作ったものをプロダクトとして作れる人を頼んだりで、だんだんと今の会社組織の工房運営になっていったそうです。
規模が大きく育つと仕事もそれなりのものが来るようになり、運営が回っていくという自然の流れに身を任せていたらそうなったとおっしゃいます。

その他にも大きい仕事が来たときの契約条件を最初に取り交わす、お金の支払いに関しては最初に確認しておく、委託や買取に関して最初にしておく約束のこと、販路を広げる方法など、たくさん教えていただきました。

きちんとレジュメを作って来ていただき、後ろにはお役所でいただく「事業計画書」が添付されていました。
これがきちんと書けていないと、銀行や金融公庫からお金を借りれませんよと。

そこには1か月の売上、原価、経費、原価率…うわ~普段右脳で作業しているガラス作家が最も苦手な左脳作業の言葉が並んでおりました。

しかし、これから工房を持とうという方はここがきちっとわかっていないと工房運営はできませんよという教え。

ノグチさんがたくさんの失敗やいろんな経験から学んだことを、惜しげもなくたくさんお話しいただきました。
講義の後は新年会という事で、ガラスの窯でピザを焼き、ガラス作家同士いろいろ情報交換もして楽しいひと時でした。

ガラスの寺子屋今年のプランはありますがまだ日にちが決まっていません。
情報は井上典子さんブログ
http://inoten.exblog.jp/
Facebookでお知らせいたします
https://www.facebook.com/Glassnoterakoya?ref=profile

 

ガラスのひつじ

このブログ、展覧会のご紹介が多いですが今日は作品紹介です。
北海道、流氷硝子館の軍司昇さんの作品、今年の干支のひつじです♪かわいいです♪
干支の飾り物と言えば土か鋳物が多いですが、ガラスはなかなかありませんよ。
今年も元気に楽しく過ごすため、縁起の良い干支を飾ってはいかがでしょうか?

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