私は4年ほど前から金継ぎを習っています。
それはガラスを金継ぎできないかな…という思いから。
でも漆は木や焼き物など漆が浸み込みやすいものにしか食いつきが悪く、ガラスのように浸み込まない素材をくっ付けることは出来ません。
なので割れたガラスはガラス用の接着剤でくっ付けてからヒビの線を隠すために金を蒔くなどの工夫が必要で、現在研究中。
ですが世の中同じようにガラスに漆ということを思いつくらしく、漆屋さんが「ガラス用漆」というものを開発しています。
接着には向かないかもしれませんが、ガラス表面に何か描くのには問題ないようなので、狩野智宏作の玻璃茶碗のサインに使ってみています。
写真は消し銀を蒔いたところ。
玻璃茶碗については狩野智宏サイトでご紹介しています。
https://www.kanoglassstudio.com/haribowl/
タグ: #ガラス
雑誌「和樂」に玻璃茶碗が使われました
雑誌「和樂」二・三月号の和菓子の特集ページ、P.73に狩野智宏作の玻璃茶碗が使われました。
ま、あくまでもお菓子が主役の記事なので、抹茶茶碗がバックに写っているという構図でピンはあっていませんが(笑)
それでも焼き物の茶碗とは違い、高台のところまで光が透けているのがわかります。
和樂がお手元にあったら見てみてくださいね。
玻璃茶碗については狩野智宏のサイトで紹介しています。
https://www.kanoglassstudio.com/haribowl/
アキノヨーコさん作品入荷
本日WEBショップに作品補充のため、アキノヨーコさんから段ボール箱が届きました。
だいぶん欠品が目立ってきていたので助かりました、さっそく掲載しております。
アキノさんは現在、自分の工房ではガラスを融かさずレンタル工房で制作されています。
なので毎日制作できるわけではないので作品の補充もなかなか入ってこないのに、WEBショップでは人気の作家さんで「売り切れました」の表示がすぐに出てしまいます。(笑)
写真は今日届いたアルミ箔シリーズのピッチャー、1リットル水を入れてみました。
赤ワインのデキャンティングにもおススメです。
しばらく家呑みの日々なので、これがあると楽しく飲めるのではないでしょうか?
アキノさんは夏に個展があるそうです、楽しみですね。
木村硝子店の木勝シリーズ
ひとつ前のこのブログでご紹介した木村硝子店、ここのグラスに「木勝」というシリーズがあり、写真の素敵なグラスたちです。
こちらのシリーズはレストランやバーなど飲食業にのみの販売、残念ですが一般の方には販売できません。
東京の下町の工場でガラス職人さんが一つ一つ素敵なフォルムのグラスを作り、江戸切子の職人さんが模様を彫っています。
飲食業の方、ご注文お待ちしております。
そして一般の方はどこかのお店でこのグラスたちが出てきたら、「木村硝子店の木勝だわっ!」って思ってくださいね。(笑)
2021年あけましておめでとうございます
皆様あけましておめでとうございます。
昨年はどうにもこうにもならない大変な年だったので、今年は早く回復してほしいですよね。
ま、とりあえず人ごみにはいかないことが今自分にできる最善の事、ということで初詣は三が日を避けることにして、部屋着のまま朝からだらっと飲んでいます(笑)
そんな出かけない、何もしない新年のスタートですが、今年がよい年になりますように。
写真はアキノヨーコさんのレースガラスのグラスと片口、アキノヨーコさん作品はWEBショップでお求めいただけますので、バナーをクリックしてくださいね。
サハラガラスの小鳥入荷いたしました
大人気で売り切れていたサハラガラスの小鳥さんがWEBショップに入荷しています。
制作しているのは海馬ガラス工房の村山あいさんですが、4児の子育て中ということもあり、欠品してもなかなか制作してもらえません。
それにサハラガラスの原料のサハラ砂漠の砂がそろそろ終わりで、サハラガラスが作れなくなりそうとのこと。
今回は12羽入荷し、昨日1羽お嫁入しましたので狙っていた方はお早めにカートに入れてくださいね。
年内15時までにお買い上げの場合は当日発送いたします。
WEBショップはこちらからどうぞ⇒ https://www.marblepocket.com/shop/item_detail?category_id=286262&item_id=2748218
道具たちにありがとう
今日は工房の私の仕事スペースを大掃除しました。
と、言っても小さなデスクと棚が一つなんですが、なんといっても道具のお掃除が大切。
今年はいろいろイベントが中止になり、制作が多くはなかったので使用頻度は少なかったものの、それなりに汚れはたまっていました。
今年一年の「ありがとう」を込めて道具のお手入れしましたよ。
来年は楽しいイベントが企画され、出品要請が来て、たくさん制作できますように。
そして先日このブログでも書いたマスクチャームのさらなるバージョンを窯入れ、お楽しみに♪
マスクチャーム作ってみました
出かけるときはマスク着用が当たり前になりましたね…
口元が隠れると表情がいまいちわからず、楽しくないのでマスクのためのアクセサリーを作ってみました。
「マスクチャーム」で検索すると結構あり、ゴムの部分にぶら下げるタイプが多いですが、マスク面に付けられるタイプです。
ミルフィオリにマグネットピアスのパーツを使い好きな位置に装着できます。
ご興味ある方はCreemaにて掲載中、https://www.creema.jp/c/marble_in_the_pocket
今日も東京都は陽性者人数更新…早く収束することを願います。
久しぶりに帯留制作
ここ数日、久しぶりにガラスの帯留制作をしています。
写真は3点出来上がったもの。
このガラス素材は海馬ガラス工房のサハラガラス、海馬ガラス工房に「サハラガラスで帯留が欲しい」との依頼があり、サハラガラスの板ガラスを海馬ガラス工房で作り、私がフュージングの技法で帯留にしているコラボもの。
吹きガラスの工房ではできない、キルンワークならではのデザインの帯留です。
板ガラスはいつも使っているものより分厚いので、帯留として使ったときに出っ張りが多くなるので、どんな感じか一度使ってみないとな、と思っています。
鈴木伊美さん個展
鈴木伊美さんから個展のご案内いただきました、ご紹介が会期始まってからになりましたが、長めの開催なのでまだまだ見に行けると思います。
彼女の展覧会はこのブログでは今年3回目のご紹介、大変な時期ですが精力的に活動されていますね。
今年は展覧会が中止になったり、見に行くのに予約制になったり、作家側にとっては活動に制限ができましたが、負けずに活動されているのを心強く思います。
「あのね……」 鈴木伊美 ガラス作品展
2020年12月1日(火)-13日(日)
11:00-19:00(最終日17:00/3日10日休廊)
ギャラリー澄光
東京都世田谷区奥沢4-27-12
TEL.03-3748-2781
http://www5a.biglobe.ne.jp/choukou/